キャリア

2026.09.12 18:15

若手社員の6割が入社前から転職を視野 「まずは3年」の終焉

近年は、キャリアアップや労働環境の改善を目指して転職を選択する人は年々増えている。「まずは3年働いてから」と言われた社会人生活だが、働く環境やキャリアに対する意識の変化に伴い、若手層がキャリアの舵を切るタイミングにも変化が見られる。そんな若年層の転職に対する意識について、20代専門転職サイト「Re就活」を運営する学情がアンケート調査を実施し、その結果を公開している。

それによると、転職について「社会人になる前から視野に入れていた」と答えた人は63.1%に達し、前年の57.9%から5.2ポイント増加していることがわかった。入社してから組織の体制や待遇に疑問を感じて動き出すのではなく、学生時代に就職活動を行う段階から、その後のキャリアを視野に入れている人が6割を超えているのが現状だ。

今回の転職をいつから考え始めたか尋ねた設問では、転職を意識する時期の早期化が見てとれる。「〜3カ月前」が26.2%で最も多く、次いで「〜半年前」が23.5%、「〜1カ月前」が20.1%と続き、半年以内を合わせると69.8%とおよそ7割を占める結果となった。一方で「〜1年前」は14.1%、「それ以上前」は16.1%にとどまり、いずれも前年より減少している。すでに離職している人や未就職者も含まれるものの、入社から半年以内の早い段階で具体的に次の道を模索し始める人が増えている傾向が読み取れる。

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文=飯島範久

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