暗号資産

2026.09.08 13:00

バイデン前大統領の次男ハンター、ミームコイン「$LAPTOP」を発行へ

Anna Moneymaker/Getty Images

Anna Moneymaker/Getty Images

ジョー・バイデン前大統領の次男であるハンター・バイデンは米国時間9月7日、自身のミームコインを今週発行するとXで予告した。彼が暗号資産の熱心な支持者としての発言を強める中、これは著名人がミームコイン市場に参入する最新の事例となる。

$LAPTOPの発行枚数は10億枚、30%は創業陣が握る

Xの投稿によると、このミームコインの名称は「$LAPTOP」で、9日に発行される。投稿には、かつて政治問題化した自身の悪名高いノートパソコン(ラップトップ)に関するメディア報道を繋ぎ合わせた動画が添えられていた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7日に報じたところによると、$LAPTOPは暗号資産取引所Base上で発行され、発行上限は10億トークンとなる。

コインの20%は、トランプのミームコインを購入し損失を出した投資家などに送る

WSJによると、供給量の30%をバイデンや共同創業者らが保有する。残る20%については、ニュースレター配信サービス「Substack」上でバイデンのコンテンツを購読するユーザー、ビデオジャーナリストのアンドリュー・キャラハンのメーリングリスト登録者のほか、ドナルド・トランプ大統領のミームコインを購入して損失を出した投資家の暗号資産ウォレットに送られる予定だ。

これらのグループに対するトークン配布の具体的な仕組みや、受け取りに事前の同意が必要になるかどうかは現時点では不明だ。ただし一般的に、特定の条件を満たすユーザーにトークンを無料配布する「エアドロップ」は、暗号資産のマーケティングや流通量増加を促すための一般的な手法として用いられている。

民主党が2028年に勝つと、$LAPTOPの最大30%が消える

またWSJの報道によると、特定の事象が発生したかどうかに応じて、最大30%のトークンが破棄される可能性がある。これにより全体の供給量を減らし、残存するトークンの価値を高める狙いがある。

そうした事象の例として、2028年大統領選での民主党候補の勝利、$LAPTOPの時価総額がトランプのミームコイン「$TRUMP」を上回ること、そしてビットコインの過去最高値更新などが挙げられている。これらの条件が満たされなかった場合、破棄されるトークンは慈善団体に寄付されるという。

次ページ > 政治家や著名人のミームコインは、発行直後に暴騰しその後暴落する傾向

翻訳=江津拓哉

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