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2026.09.11 16:15

ビール500mlの純アルコール量は 正解率13%の健康落とし穴

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ビールのアルコール度数はだいたい5%前後、ウィスキーは40%程度、日本酒は15%ほど……とお酒のアルコール度数を知っている人は多いが、ではビール500ミリリットル缶の「純アルコール量」は? と聞かれてすぐに答えられる人は少ない。実際に体に入るのは「度数」ではなくて「量」だ。これを知っておけば、自分に合った適正な酒量の目安にできる。

自然食研は、週に1回以上飲酒をする40〜50代の男女517人と、内科医および消化器内科医528人を対象に「アルコール度数と純アルコール量」に関する調査を実施した。それによると、飲むお酒を選ぶときに重視していることでもっとも多かったのが「お酒の種類」。次に「飲みやすさ」で「アルコール度数」がぐっと減って3位となった。また、飲んだ酒の量をどのように把握しているかを聞くと、もっとも多いのが「飲んだ本数」、それに「飲んだ杯数」、「飲んだお酒の容量」、「アルコール度数」、なかには「酔い具合・体感」など、曖昧なものが大半だった。

お酒の種類によって「純アルコール量」が異なることは72%の人が知っていた。それはなんとなくわかる。だが、実際にアルコール度数5%のビール500ミリリットルに含まれる純アルコール量を尋ねると、正しく答えられた人は13.1%に留まった。正解は約20グラム。

ちなみに、純アルコール量の計算方法はこうだ。
純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)
なので、100ミリリットルあたりのアルコールの割合がアルコール度数だから、5%のビール500ミリリットルだと25ミリリットルと言いたいところだが、これに0.8をかけて20となるわけだ。

厚生労働省は「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」で、生活習慣病のリスクを高める飲酒量、つまり純アルコールの摂取量は、1日あたり男性が40グラム以上、女性が20グラム以上と示している。これをよく覚えておく必要がある。

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文 = 金井哲夫

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