睡眠満足度で幸福度にも大きな差
経営者自身の睡眠満足度と、本人の幸福度やウェルビーイングに働けている実感(Well-Working度)にも関連が見られた。幸福度Top2は経営者全体で56.9%だったのに対し、睡眠満足層では68.5%、不満足層では37.4%となり、その差は31.1ポイント。Well-Working度ではさらに差が広がり、経営者全体の39.4%に対し、睡眠満足層は55.5%、不満足層は21.0%。両者には34.5ポイントの差があった。

<図3>経営者の睡眠満足度と、本人の幸福度・Well-Working度
自分の会社をどう見るかにも違いが
睡眠満足度による違いは経営者本人の幸福感だけでなく、自社の職場環境に対する評価にも表れている。ECOTONEが用いる「ウェルビーイング経営診断」15項目について、自社でどの程度実現できているかを尋ねたところ、睡眠不満足層は満足層と比較して15項目すべてで自社評価が低かった。
最も差が大きかったのは「働きたいところに立候補でき、人間関係が良好(関係)」で、満足層57.6%に対し不満足層28.4%。このほか「経営者のビジョンやパーパスを共有している(共感)」「自然豊かで快適、雑談が生まれる職場環境がある(環境)」「社内の決め事をオープンにしていて隠し事がない(透明)」などでも差が見られた。

<図4>経営者の睡眠満足度別 自社の「ウェルビーイングに働ける環境」実現度(15項目)
この結果は、経営者の睡眠状態が自社の職場環境に対する評価を変化させるという因果関係を示したものではなく、睡眠満足度と自社評価との間に関連が見られたことを示している。


