アンソロピックから天気を予測するAIまで、2026年9月初旬の動き
2026年9月初旬に筆者が注目した話題の1つが、アンソロピックと米国防総省(ペンタゴン)の対立だ。連邦裁判所がペンタゴンの措置を違法と判断したにもかかわらず、国防総省はアンソロピックをなお「サプライチェーン上のリスク」とみなしている。研究・工学担当次官のエミル・マイケルが2026年9月3日にXへ投稿した。
その前日の2026年9月2日には、ハワード・ラトニック商務長官が、アンソロピックは「再び正しい側に戻った」と語っていた。政府内の評価はなお一致しておらず、筆者は「曖昧な状態が続いている」とみている。
カメラ映像から人や車を検出するAI「YOLO」を惑わせるシャツ
AIを使った監視カメラに対抗する試みもある。アーティストのサイモン・ウェッカートは、カメラ映像から人や車などを検出するオープンソースのAIモデル群「YOLO」を使い、着用者を人物として検出しにくくする柄を開発した。
AI導入が進む企業、雇用削減より従業員の再訓練が中心
AIの普及が雇用を一気に奪うという見方に対しては、異なる動きも出ている。ニューヨーク連邦準備銀行は、管内にある企業でAIの導入が増えているものの、多くの場合は雇用減にはつながっていないと報告した。
報告書によると、AIを理由に採用を減らした企業がある反面、AIを使うために従業員を増やした企業もある。企業が人員を調整する方法として最も多いのは、AI導入に合わせて既存の従業員を再訓練することだという。
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