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2026.09.07 09:00

2026年「世界で最も住みやすい都市」ランキング 中東が軒並み下落、大阪は7位を維持

世界で最も住みやすい都市に選ばれた、デンマークの首都コペンハーゲン(Adobe Stock)

世界で最も住みやすい都市に選ばれた、デンマークの首都コペンハーゲン(Adobe Stock)

世界で最も住みやすい都市はどこだろうか? この疑問に答えるべく、英経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は毎年「世界で最も住みやすい都市」をランキング形式で発表している。

今年は、安定性、医療、文化と環境、教育、社会基盤の5つの項目にまたがる30以上の指標を用いて世界173都市を評価した。各都市は100点満点で評価され、住みやすさの順に格付けされる。

筆者の取材に応じたEIUの業界分析責任者アナ・ニコルズは、同社の調査が世界で最も注目される生活の質に関するランキングの1つとなった理由は、20年以上にわたり一貫した手法を維持してきたことにあると説明した。「当社は調査手法の一貫性を保ちつつ、気候関連のデータ利用の拡大や新技術の導入といった、変化に対応するための改善も取り入れてきた。当社のランキングは現在の形式で20年以上続いており、都市の進化に関する長期的な傾向を追跡することが可能になっている」

世界で最も住みやすい都市はコペンハーゲン

2年連続で「世界で最も住みやすい都市」に選ばれたのは、デンマークの首都コペンハーゲンだ。筆者が2022年に同ランキングの取材を始めて以来、同市は着実に順位を上げてきた。コペンハーゲンは昨年、オーストリアの首都ウィーンを抜き首位に立った。ウィーンは昨年に引き続き2位につけている。コペンハーゲンの総合得点は98点で、特に、安定性、教育、社会基盤の3項目で満点を獲得した。医療は96点、文化と環境は95点だった。

ニコルズは次のように分析している。「コペンハーゲンが今年も首位の座を維持できたのは、突出した1つの強みがあるというより、あらゆる面で安定した高水準を保っているからだ。同市は3つの項目で満点を獲得し、他の2項目でも95点以上を得た。これは安定性と最高水準の社会基盤、優れた文化と環境、そして卓越した公共サービスといった要素を兼ね備えていることを示している。重要なのは、上位10位以内の他の多くの都市とは異なり、コペンハーゲンは過去1年間、これらの項目の評価を下げることなく維持したことだ。一方、スイスの2都市を含め、これまで高い評価を得ていた上位10位以内の複数の都市では、文化と環境の得点が低下した」

ランキングの上位10位は、今回も欧州とアジア太平洋地域の都市が占めた。オーストラリアからは、3位のメルボルン、4位のシドニー、8位のアデレードの3都市が選ばれた。スイスからは5位のチューリヒと6位のジュネーブの2都市が入った。日本からも7位の大阪と10位の東京の2都市がトップ10入りを果たしている。9位のバンクーバーは、上位10位以内に入った唯一の北米の都市だ。

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翻訳・編集=安藤清香

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