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2026.09.09 09:15

自転車の「青切符」導入で親の8割が不安視。ルールの正確な理解と地域格差による課題

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青切符導入を機に、72.1%が交通ルールについて話し合い、74.1%が子どもの乗り方を見直すきっかけになったと回答しており、制度改革が家庭内の意識向上に一定の効果をもたらしたことは確かだ。行政や学校に求めたい対応としても、「取り締まりの強化」が5.3%にとどまる一方、「自転車ルールの周知」が28.5%、「自転車通行環境の整備」が23.7%と高く、厳罰化以上にルールの理解促進や安全な通行空間を求める声が根強い。

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ここで見落としてはならないのが、道路交通法上の規定である。原則として自転車は軽車両であり車道走行が基本とされるが、13歳未満の児童・幼児については、例外として自転車での歩道通行が認められている。また中学生以上であっても車道の交通状況に照らして、例えば道が細く交通量が激しい場合や標識がある場所では歩道通行が許容される。小中学生を持つ保護者にとっては、無理に危険な車道を走らせる必要がないケースもあるというルールの正確な把握が不可欠だ。

自転車に限らず、最近では生活道路における自動車の法定速度を引き下げるなど歩行者保護の動きが進んでいる。長年にわたり歩行者と同様の走行をしていても何も言われてこなかった自転車に対して、いきなり本来の軽車両としての扱いを求めるから混乱が生じているのではないだろうか。都心と地方での交通状況や道路整備状況は大きく異なることも鑑みて、地域の実情に即した柔軟な運用と道路環境の整備を行政にはお願いしたい。

出典:明光ネットワークジャパン「青切符導入後の子どもの自転車利用に関する実態調査」より

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文=飯島範久

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