日々の通勤や子どもの送り迎え、買い物など、身近な移動手段として欠かせない自転車。しかし、交通ルールの見直しや取り締まりの強化が進むなか、子どもの日常的な自転車利用に対して不安を抱く家庭が少なくない。そうしたなか、明光ネットワークジャパンが、小学1年生から高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に「青切符導入後の子どもの自転車利用に関する実態調査」を実施し、その結果を公表した。
それによると、自転車を利用する子どもを持つ保護者のうち、子どもが車道を走ることに「非常に不安を感じる」が38.3%、「やや不安を感じる」が45.5%を合わせると、8割を超える保護者が車道走行に懸念を抱いていることがわかった。学校区分別に見ても、小学生の保護者で83.9%、中学生で85.5%、高校生で81.1%と、いずれの年代でも8割を超え、子どもの成長に関わらず不安が継続している様子がうかがえる。


実際に現場で発生している危険も少なくない。青切符導入後、子どもから車道走行中のヒヤリ・ハット体験を聞いたことがある保護者は48.4%と約半数に上った。また、子どもから交通ルールに違反したという報告を受けたことがある保護者も24.1%と、およそ4人に1人がルール違反を認識している。一方で、ヘルメットの着用状況は「毎回着用している」が34.0%にとどまり、「ほとんど着用していない」の8.6%と「まったく着用していない」の21.9%を合わせると30.5%の子どもがノーヘル状態で、安全装備の定着にも課題を残す。




