ここ3年ほど、私の妻はRide1Up社の「Portola」という折りたたみ式の電動アシスト自転車を愛用している。この自転車は彼女のニーズに完璧に合致しているのだ。
快適で、ちょうどいいサイズで、きびきびと走り、取り回しも楽々。彼女が十分に満足できる速度で巡航できる。そして車体のカラーには彼女が好きな青も用意されている。私が後部にバスケットを取り付けると、この自転車はすぐに、週末に他の夫婦と朝食を食べに行ったりする時だけでなく、妻が友人宅で麻雀やワインを楽しむ集まりへ出かける際の、彼女のお気に入りの乗り物となった。
どうやら彼女のような人は多いらしい。米国人は折りたたみ式電動アシスト自転車が大好きだ。人々が都市部の移動手段を探し求める中、およそ10億ドル(約1600億円)規模のこの市場は人気が急増している。専門家が「ラストマイル・コネクティビティ(目的地までの最後の1マイルをつなぐ移動手段)」と呼ぶような、コンパクトで場所を取らない移動手段の需要が増加しているのだ。折りたたみ式電動自転車を所有していれば、通勤時に自宅からバスの停留所や電車の駅まで乗って行き、車内へ簡単に持ち込んで都心部へ移動した後、職場までの数キロメートルを再び自転車で楽に走って行ける。
つい先日、サンディエゴに本拠を置くRide1Up社が、折りたたみ式電動アシスト自転車の後継モデル「Portola 02」を発表したのも、その人気の高さを受けてのことだろう。外観や人間工学的な設計は、先代のPortolaとよく似ている。だが、より強大なパワー供給や、向上した乗り心地、そして日常使いにおける多用途性など、性能面では大幅に進歩した。
後輪に搭載されたハブモーターは750Wの最高出力と90Nmの最大トルク(先代の65Nmから強化された)を発生し、力強い登坂と加速を実現。トルクセンサー(ペダルを踏み込む強さを検知)とケイデンスセンサー(ペダルの回転数を検知)を組み合わせた「Intui-Drive」デュアルセンサーが新たに採用され、よりスムーズで自然にライダーのペダリングをアシストする。大型で見やすい3.5インチのカラーディスプレイは、アップル iOSの「探す(Find My)」アプリにも対応し、自分のiPhoneから自転車の位置を追跡できる。



