新CEOのオニールが9月8日就任、減収続く会社を引き継ぐ
新しい最高経営責任者(CEO)となるハイディ・オニールは、9月8日に就任する。オニールが引き継ぐルルレモンは、2026年に入ってから通期見通しを2度引き下げており、第3四半期も売上高が前年同期比で10〜11%減ると見込んでいる。
6月4日に発表した第1四半期決算でも、利益は大きく落ち込み、米国、カナダ、メキシコの既存店売上高が5%減った。ルルレモンは第1四半期の時点ですでに通期見通しを引き下げていた。CEOの交代は、先行きの不透明さをさらに増す要素となる。
オニールはナイキで長年幹部を務めてきた。カルバン・マクドナルド前CEOが1月に退任した後、ルルレモンは社内の幹部2人が共同で暫定CEOを務めてきた。オニールは暫定体制に代わって経営の指揮をとる。
テキサス州司法長官が、ルルレモン製品の安全性を調査
業績が振るわないルルレモンは、この1年、批判を招く出来事にも相次いで直面した。4月には、テキサス州のケン・パクストン司法長官が調査に乗り出した。ルルレモンの衣料品に「永遠の化学物質」と呼ばれる有機フッ素化合物(PFAS)が含まれていないか、安全性について消費者を誤認させていないかを調べる。
ルルレモンは、販売中の製品にPFASを使っておらず、2023年度に完全に排除したと説明している。
万里の長城で開いたイベントで日本の太鼓を使い、中国で謝罪
6月には、中国で開いた販促イベントを巡っても謝罪した。5月30日に万里の長城で開いたイベントで、中国に伝わる伝統的な太鼓ではなく日本の太鼓を使ったためである。


