では、どれほど気を遣っているのか。気を遣う場面の頻度を尋ねると、「たまにある」と「とても多い」をあわせて94.3パーセント。年齢差では「とても多い」が30代で50パーセントともっとも高くなっている。中間管理職の世代かと思われる。

もっとも気を遣う相手を聞くと、トップは「直属の上司」で、2位が「先輩」。目上の人に気を遣うのはよくわかるが、その次に「後輩・部下」と「同僚」が並ぶ。部下に気を遣う今どきの職場の空気が読み取れる。もっとも、「後輩・部下」と「同僚」に気を遣う人は11パーセントとそれほど多くない。さらにその次に、割合がぐっと減って「取引先・顧客」が入った。本来、いちばん気を遣うべき相手ではないかと思えるが、そこは仕事と割り切って、より身近な職場の人間関係を重視しているのだろう。
職場の人間に、ほとんどの人が気を遣っていることがわかったが、職場の人間関係を評価してもらったところ、「まあまあ良い」がもっとも多く、「普通」、「とても良い」をあわせると86.3パーセントとなった。適度に気を遣うことで、職場の人間関係が良好に保たれている感じだ。

この調査から、自分だけが気を遣っているわけでもなく、他人が自分に気を遣ってくれないわけでもなく、上司にはみな同じように気を遣っていることがわかった。結論は「それでいいのだ」といったところで、深く気にせずいきましょう。


