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テクノロジー

2026.09.03 18:00

スティーブ・ジョブズが下した決断 iPod全盛期にiPhoneを覇者にした戦略

Rokas - stock.adobe.com

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2026年9月、新型iPhoneが登場するのに伴い、アップルのスマートフォンが携帯電話ビジネスだけでなく、それを取り巻くテクノロジーや文化をいかに変革したかを説明する30の瞬間を振り返る。毎日、1つの瞬間、1つの数字、そして1つの永続的な影響を紹介していく。

スティーブ・ジョブズは、アップルが新たに発売したスマートフォンに対して、最初の大きな目標を掲げた。それは「iPhoneを1000万台販売すること」だった。その達成には、人々に愛されていたiPodに取って代わる必要があり、その過程でMP3プレーヤー市場は淘汰されることになる。

iPodから徐々に主役の座を奪ったiPhone

iPhoneは一夜にして成功を収めたわけではなかった。2007年1月9日に発表されたものの、米国の消費者に届いたのは2007年6月29日のことであり、今後登場するiPhone 18 Proがもたらすであろう世界的な経済効果に比べれば、静かなデビューだった。スティーブ・ジョブズは、発売後初の通年となる2008年の目標として、1000万台というシンプルな数値を掲げた。2008年7月に発売されたiPhone 3G(日本でも発売)の人気も手伝い、アップルは10月にその大台を突破した。

2008年はiPodの販売台数が過去最高を記録した年でもあり、このデジタルメディアプレーヤーは5483万台を売り上げた。しかし、アップルの売上高に対するiPodの貢献度は低下しつつあった。iPodの売上高は2007年に83億ドル(約1兆3300億円)、2008年には過去最高の91億ドル(約1兆4600億円)を記録した。しかし、iPhoneの売上高が2008年の18億ドル(約2880億円)から2009年には130億ドル(約2兆800億円)へと急増する一方で、iPodの売上高は2009年に80億ドル(約1兆2800億円)へと減少した。

iPhoneがMP3プレーヤー市場を駆逐した

2008年はデジタルオーディオプレーヤーの販売がピークに達した年であり、アップルはその市場の48%を占めていた。iPhoneがアップルにとって重要性を増すにつれ、iPodは衰退し、そのカテゴリー全体を道連れにした。アップルはiPhoneによって、その後20年間にわたりスマートフォンを主要な音楽プレーヤーとして定義づけることとなった。

forbes.com 原文

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