Googleマップは先週末に名称変更を実施。その理由として、地名に関しては政府の公式情報源を参照する方針であり、この場合はGNISの表記が基準になると説明した。また、アップルについては8月31日、トランプが地図アプリ上での名称を変更するよう同社に「直接」要請したことをダグ・バーガム内務長官が明らかにした。
昨今の緊迫した政治情勢を鑑みれば、大統領令に対する企業の対応が党派的な視点から受け止められることに驚きはない。MapQuestの姿勢を理由にすぐさまアプリをダウンロードしたと語る人もいれば、見当違いで的外れだと同社を批判する声もある。
「湖の名前について、あんたの見解なんて誰も求めていないよ、おじいちゃん」。あるXユーザーはMapQuestの投稿に皮肉たっぷりにこう返信した。「みんな、あんたは2009年に(検索エンジンの先駆けである)Ask JeevesやAltaVista、それからいまだにMapQuestのルートを印刷して車のダッシュボードに貼り付けている時代遅れのおじさんと一緒に、ひっそり死んだものだとばかり思っていたよ」
1日平均DL数が500回から8万回に急増
アプリデータ調査会社Appfiguresによると、MapQuestのiOSアプリのダウンロード数は8月30日に8万回を記録。8月上旬の1日平均ダウンロード数は500回だった。Google Playでのダウンロード数も1日平均約1000回から8月29日には2万回へと跳ね上がった。
Appfiguresのアプリ分析データは、App Storeについては1日遅れ、Google Playは2日遅れで反映される。同社の共同創業者で最高経営責任者(CEO)のアリエル・ミカエリは「アップル(のダウンロード数)は29日に2万1000回だったため、両ストアで同様に増加したと推測される。30日にはGoogle Playでも爆発的な伸びとなったはずだ」と説明した。
ミカエリは、MapQuestのダウンロード数が30日に米国とカナダで計10万回を突破し、同社にとってこの10年間で最高の1日となったとみている。


