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2026.09.11 17:00

嫉妬を「成長の糧」に変える人の共通点、感情的知性EQが高い人の思考法

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長年懸命に働き、昇進を目指してきたにもかかわらず、入社したばかりの後輩や新人が先に昇進してしまった状況を想像してみてほしい。一般的なアドバイスでは、嫉妬するのではなく、相手を祝福すべきだと言われるだろう。しかし、最新の研究は、それが誤った考え方であることを示唆している。

嫉妬の感情を抱くのは避けられないことだが、その嫉妬にどう向き合い対処するかによって、状況を自分に有利な展開へと変えることができる。

この研究は、フランスのEMリヨン経営大学院のクリストフ・ハーグ教授によるものだ。彼の最近の研究によると、感情的知性(EQ)の高い人は、そうでない人と同等に強い嫉妬を感じることがわかっている。しかし重要なのは、EQの高い人々は、嫉妬を自分に有利に働かせる術を身につけているという点だ。

成人442人を対象とした研究が明かす、嫉妬を味方につける方法

ハーグは、18歳から72歳までの成人442人を対象に調査を実施。多くのEQ研究が採用している自己評価方式ではなく、より複雑な方法で被験者の感情スキルをテストした。

まず、被験者は精神的な負担の大きな4つのシナリオに取り組んだ。それは、同僚が燃え尽き症候群になった後の罪悪感のコントロール、交渉中における自身の感情状態のコントロール、緊迫した対話における信頼関係の構築、そして落ち込んでいる友人を励まして希望を持たせること、である。

その後、ハーグは被験者の2種類の嫉妬を測定した。一つは、嫉妬を感じたときに、自分も同じように成功することに焦点を当てるかどうか(建設的な嫉妬)。もう一つは、成功している人がその優位性を失えばいいと願うことで嫉妬に反応するかどうか(破壊的な嫉妬)である。建設的な嫉妬は自分を高める原動力となり、破壊的な嫉妬は相手を引きずり下ろそうとする衝動につながる。

ハーグは、被験者の感情を調整する力が高いほど、嫉妬を前向きな力に変えられる傾向があるであることを発見した。一方で、破壊的な嫉妬に対しては有意な予測因子とはならなかった。この効果は、自尊心、愛着スタイル、年齢、性別を統制した後でも維持された。

なお、この研究は、感情をコントロールする能力が高いからといって、嫉妬を感じにくくなるわけではないことも示している。EQは不快な感情を消し去るためのツールとしては機能していないようだ」と、ハーグは学術ニュースサイト『PsyPost』によるインタビューで述べている。

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