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2026.09.06 11:15

地震で猫の尿量が2割減 元気に見えても1週間続いた警戒状態

stock.adobe.com

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ペットの防災といえば、まずフードや水の備えが思い浮かぶ。避難所の情報を調べることもそうだろう。しかし猫の身体で何が起きているのかは、これまでほとんど語られてこなかった。

猫用スマート首輪「Catlog」を手がけるRABOが、令和8年熊本地震の前後で熊本県の猫と全国の猫の行動データを突き合わせ、その空白を埋める分析を公開した。

本震当日に落ちた元気と食欲

令和8年熊本地震の本震は2026年7月28日、マグニチュード7.1、最大震度7を観測した。その後も震度3〜5弱の地震が断続的に発生し、2週間で600回を超える余震が続いた。

熊本の猫の「元気スコア」は、本震前の平均98.9から当日は91.7へと7.2%低下した。これは活動量や食事、水飲みの回数などから体調や活動状態を表す独自の指標で、平常時と同程度であれば100としている。

内訳を見ると、食べる回数が16.9%、水飲み回数が13.4%、毛づくろいの時間が22.0%減っている。同時期の全国平均に同じ動きはなく、熊本の猫に特有の変化だった。

戻った食欲と戻らない睡眠

元気スコアは緩やかに戻り、食欲も水飲みも数日から1週間で本震前の水準まで回復する。一方で歩く・走る時間は本震翌日に23%増え、その高い水準が1週間続いた。

眠りは逆だった。睡眠時間は本震当日から減り始めて翌日に9.6%減と最も落ち込み、その2日後には本震前の水準に戻る。しかしまとまった長い睡眠の回数は落ち込んだままで、代わりに30分未満の短い睡眠が16.5%増えている。じっとしているが眠ってはいない「くつろぐ」時間も23.8%増えた。

日常の行動が戻っても、眠りが細切れになる状態が1週間ほど続いていたことになる。

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文=池田美樹

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