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宇宙

2026.09.01 14:00

金星とスピカが寄り添う神秘の光景、月とすばるが大接近 今週の夜空

金星と1等星スピカ。2018年11月15日撮影(Alan Dyer/Stocktrek Images/Getty Images)

今週の夜空の見どころ

日が暮れると暑さも和らぐようになり、天の川が織りなす豊かな夏の星空をゆっくり堪能できる貴重な季節だ。西の夕空では金星が主役を張っているが、早朝に目覚まし時計をセットして起きられれば、欠けゆく月と火星、木星の魅惑の共演が待っている。今週、最高の星空観察を楽しむために必要なのは、忍耐と双眼鏡だけだ。

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月が火星、木星に接近(国立天文台)
月が火星、木星に接近(国立天文台)

今週の星座:みずがめ座

みずがめ座は明るい星座ではなく、形も複雑ではっきりとしない。ぱっと見ただけでは見つけられないかもしれない。だが、それこそがみずがめ座の存在意義といえる。一見して明らかな星座だけでなく、その先を見る方法を教えてくれるからだ。

暗くなったら南の空を見上げよう。まず、4つのかすかな星が小さな「Y」の字型に並んでいるのを探してみてほしい。これは逆さまになった「水瓶」の部分に当たり、英語では「ウォーター・ジャー(水瓶)」の名で親しまれているアステリズム(星群)である(編集部注:日本語では「三ツ矢」と呼ばれる)。見つかったら、目をリラックスさせよう。少しずつ、より広い星の並びが浮かび上がってくるはずだ。水瓶から流れ落ちる水のように、外側へと広がる星々のきらめきが見えてくるだろう。

みずがめ座(stock.adobe.com)
みずがめ座(stock.adobe.com)

みずがめ座は、太陽や月、惑星が夜空をめぐる軌道である「黄道」に沿って位置している、いわゆる「黄道十二星座」のひとつであり、星空を観察する上で重要な基準となる。今後の数カ月間にさまざまな惑星がみずがめ座を通過していくため、今のうちに位置を把握しておけば、惑星の動きを追跡しやすくなる。

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みずがめ座を見つけられるようになったら、星空観察の上級者の仲間入りだ。もはや明るい星座をたどるだけにとどまらず、かすかな星たちが夜空に描くかたちをも見分ける術を身につけたことになる。

夕暮れ時に外へ出よう

今週の星空観察で肝心なのは、空が完全に暗くなるまで待たずに観測を始めることだ。金星とスピカなど、特に見ごたえのある眺めは日の入り30~45分後の黄昏が深まる時間帯に最も美しく見える。

ドイツ西部に広がる森林地帯「プファルツの森」の上空に輝く金星。イルベスハイム近郊の丘より撮影(stock.adobe.com)
ドイツ西部に広がる森林地帯「プファルツの森」の上空に輝く金星。イルベスハイム近郊の丘より撮影(stock.adobe.com)

少し早めに外に出れば、明るい星が1つ、2つと姿を現し始めるのに合わせて、目を暗闇に慣らすこともできる。夜の帳が下りるにつれて星空の窓が開いていき、その先にある銀河や宇宙が目の前に広がる。1日のうちでも指折りの神秘的な、魔法のような瞬間である。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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