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2026.09.01 07:00

金価格の下落が加速、ウォーシュFRB議長の発言とイラン情勢の緊迫化受け

Emmanuele Contini/NurPhoto via Getty Images

金価格は8月を通じて上昇基調にあった

下落に転じるまでの金価格は8月を通じて上昇基調にあり、停滞していた夏の相場を脱しつつあった。8月上旬に米財務省が長期国債の買い入れ増額を発表したことが金価格の押し上げに寄与したと見られる。先週には金価格が15週間ぶりの高値を付けたが、これは米ドルの下落も要因の1つとされた。

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ウォーシュの発言以降、米国の利上げ観測は一段と強まった。CMEグループのFedWatchツールによると、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施される予測確率は現在63.9%に達している。発言前は約36%だった。10月または12月の会合で利上げが実施されるとの予測確率はさらに高く、それぞれ72.9%、87.7%となった。

今週発表が予定されている重要な経済指標も、金や銀の価格を左右する可能性がある。9月2日にはADP雇用統計が、4日には労働統計局による月次の雇用統計がそれぞれ発表される予定だ。

金と銀の価格は、それまで数カ月続いた上昇相場の末、今年初めに歴史的な最高値を記録した。その背景には、地政学的な緊張の高まり、米国の利下げ、ハイテク産業からの需要、そしてトランプ政権による関税措置などがあった。今年1月のピーク時には、金価格は5600ドル、銀も121ドルを付けた。しかし、トランプがFRB議長にウォーシュを指名した1月下旬以降、彼が金融政策においてタカ派と見なされたことで価格は急落した。イラン紛争の開戦以降も、貴金属価格はおおむね下落傾向にある。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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