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スポーツ

2026.09.01 10:00

頓挫したワールドカップ事業の株式売却案、ジョシュア・クシュナーが沈黙破る

Jamie McCarthy/Getty Images

クシュナーが語ったこと

クシュナーが出した声明は次のとおりだ。文中のFIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)は、売却案の受け皿となるはずだった新会社を指している。

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「サッカー界の資金は歴史的に少数の国々に集中してきた。FIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)の構想は、より多くの資本を全211の加盟国に平等に行き渡らせ、発展途上国への投資を大幅に増やして地元の才能を育成し、草の根のサッカーを支援し、ファンの体験を向上させ、最終的には世界中でサッカーという競技そのものを成長させるためのものだった。

これは全加盟協会が投票で決めるべきアイデアであり、義務や強要ではない。我々はFFEの動機自体は支持しているが、世界のサッカー界の政治的力学や、一部の勢力が手段を選ばないことを理解しきれていなかった。スライブはこれまで、あらゆる関係者にとっての良きパートナーであり続けてきた。事態がここまで複雑化すると分かっていれば、我々が関与することはなかっただろう」

テック企業からスポーツへ、クシュナーが広げた投資先

フォーブスの推計によると、31日時点におけるクシュナーの資産額は167億ドル(約2兆6700億円)に上る。その大半は自身が2009年に設立したスライブ・キャピタルを通じて築かれたものであり、同社はインスタグラムやオープンAIといったハイテク企業への初期投資を手掛けてきた。

クシュナーは最近スポーツ分野にも進出しており、サンフランシスコ・ジャイアンツの株式を取得したほか、今月には前ディズニーCEOのボブ・アイガーとともにロサンゼルス・レイカーズの支配株を取得している。彼の兄は、アフィニティ・パートナーズの創業者であり、ドナルド・トランプ大統領の娘イヴァンカ・トランプの夫、ジャレッド・クシュナーである。不動産投資家で現駐仏米国大使のチャールズ・クシュナーを父に持つ。

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UEFAは召喚状を求め、スイスで刑事告発を準備

先日、UEFAはインファンティーノとスライブなどとが交わした取引に関する情報を求めて、米国で証拠開示手続きを開始した。UEFAは先週、スイスでのインファンティーノの刑事告発を見据え、関連する通信記録の開示を求める召喚状を出すよう、米国の裁判所に要請していた。一連の手続きにおいて、スライブに違法行為の疑いはかけられていない。

アクシオスによると、31日に予定されている審問手続きにおいて、スライブは召喚状の受領を認める見通しだという。同社は法的手続きに関するこれ以上のコメントを控えている。インファンティーノは2027年にFIFA会長の再選を控えている。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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