しかし、ディズニーはここでつまずいている。2025年には米国のパーク入場者数が1%減少し、2017年以降、ディズニーは約100店を閉鎖したことで、全米に単独のディズニーストアは21店舗しか残っておらず、大手ディスカウントストア「Target」内に設置された小規模なショップがいくつかあるのみとなっている。
「リーダーシップ」は、力強く魅力的なリーダーの存在だけでなく、経営陣の質や会社の将来の明確さを測定する。ボブ・アイガー(Bob Iger)の2期にわたる在任期間(2020年から2022年のボブ・チャペックCEO就任期による中断を含む)を経て、ディズニーのこの項目のスコアが低下したことは驚きではない。
ダマロには、この指標を直ちに引き上げるチャンスがある。「ディズニーは長年にわたり、強力なリーダーと結びつけて知られてきた」とハーンは言い、伝説的な創業者ウォルト・ディズニーやその後継者たちを挙げた。「ジョシュ・ダマロが、新しいアイデアや視点を取り入れ、あの『ピクシーダスト』を振りかけることで、もう一人の伝説的なリーダーになれるかどうかがかかっている」
ディズニーで28年のキャリアを持ち、継続的な成功を収めてきた実績を持つダマロは、同社を前進させるのにこの上ない適任者である。彼はブランドの感情的な核心を理解しており、消費者の情熱を取り戻すために何が必要かを知っている。
「最良の状態において、ディズニーは人々が深く結びつき、生涯にわたって持ち続けるストーリー、キャラクター、そして体験を作り出す」と、彼はスタッフへの最初のメモに書いた。「素晴らしいストーリーテリングとクリエイティブな卓越性は、今後も私たちの北極星であり続ける」
「職場」と「品行」で最低評価のディズニー
しかし、ダマロはより深刻な内部問題を抱え込んでいる。ディズニーは、企業が従業員をどのように扱い、どれほど透明性を持って行動しているかを反映する、RepTrakの「Workplace(職場)」と「Conduct(品行)」の次元で最低のスコアを記録しているのだ。
「Workplace」は従業員のウェルビーイング、機会均等、そして従業員への公正な報いを測定する。「Conduct」は倫理的行動、公平さ、透明性に関連している。
「『Workplace』と『Conduct』は、通常は名声の主たる原動力とはならない」とハーンは指摘した上で、「しかし、ディズニーの場合、最近の実績を考慮すると、これらの問題が増幅され、その評判を再構築する上での中心的な課題となっている」と付け加えた。


