身体を冷やす生活習慣
興味深いのは、自分が冷え性だとわかっている人でも夏には身体を冷やす生活習慣をとっていることだ。「自分は冷え性だ」と自覚している296人のうち「湯船につからずシャワーのみで済ませる」は52.7%。「冷房の効いた室内で冷たい飲食物をよく摂る」は44.6%、「室内で素足や薄手の靴下で過ごす」は42.6%だった。冷え性を自覚しているにもかかわらず、いずれも4割以上がこうした生活習慣に該当している。

夏は「冷えの自覚と行動」にギャップ
調査を監修したイシハラクリニック副院長の石原新菜氏は、今回の結果について、夏から残暑にかけての「冷えの自覚と行動のギャップ」が表れていると指摘する。室内では素足で過ごしたり、エアコンで足元を冷やすなど夏だからこそ無意識のうちに冷えを誘発する生活になりがちだ。また冷え性を自覚している人でも、暑さからシャワーだけで済ませたり冷たい飲み物を摂るなど、自ら身体を冷やしている点を懸念している。対策として石原氏が挙げるのが、身体の外側である「足元」と、内側である「胃腸」の両方を温めること。足首や足先を保温するとともに、温かい飲み物やスープなどを取り入れることを勧めている。
「隠れ冷え性」をチェック
今回の調査では、石原氏監修による「隠れ冷え性」のセルフチェックリストも公開している。自分では冷え性ではないと思っていても、身体には冷えのサインが表れている可能性がある。まずは自分の身体の状態を確認してみるのもよさそうだ。



