サイエンス

2026.08.31 18:00

シャチがクジラを襲う決定的瞬間、巨大なマンボウ 海の生命を捉えた写真コンテスト

「人間とのつながり:人々と海の惑星」最終候補作品:バハ・カリフォルニア半島沖でのフリーダイバーと巨大なマンボウの遭遇 Anita Verde - Ocean Photographer Of The Year 2026

芸術(ファインアート)と冒険

「ファインアート」最終候補作品:外洋を泳ぐハシナガイルカの大集団 Marko Dimitrijevic - Ocean Photographer of the Year 2026
「ファインアート」最終候補作品:外洋を泳ぐハシナガイルカの大集団 Marko Dimitrijevic - Ocean Photographer of the Year 2026

コスタリカの沖合約30kmの太平洋の深海域を、ハシナガイルカの大集団が泳いでいる。

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ハシナガイルカは小集団で観察されることが多いが、数百頭からなる大集団をつくることもある。彼らは巨大な集団をつくることで、捕食者から身を守り、高度な社会行動を営む。

統率のとれた一つの群れとして移動しつつも、イルカの各個体には固有の模様があるため、集団内では個体を識別することができる。

「冒険」最終候補作品:イワシの巨大な群れに包まれるフリーダイバー Benjamín Yávar - Ocean Photographer of the Year 2026
「冒険」最終候補作品:イワシの巨大な群れに包まれるフリーダイバー Benjamín Yávar - Ocean Photographer of the Year 2026

フィリピンの沖で、一人のフリーダイバーを、イワシの巨大な群れが包み込む。ダイバーの周囲で群れが割れた部分が、見事な光輪をつくりだしている。

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予定外だった早朝ダイビングのさなかに撮影されたこの作品は、人と海洋生物のあいだに成立し得る、穏やかな信頼関係を映し出している。忍耐と海への敬意があれば、しばしば息をのむような瞬間に立ち会うことができるのだ。

「冒険」最終候補作品:シドニーのタマラマ・ビーチで波に乗るイルカたちとサーファー Gergo Rugli - Ocean Photographer of the Year 2026
「冒険」最終候補作品:シドニーのタマラマ・ビーチで波に乗るイルカたちとサーファー Gergo Rugli - Ocean Photographer of the Year 2026

シドニーのタマラマ・ビーチで、高いうねりと沖合の強風のなか、イルカたちがサーファーのすぐそばで波に乗っている。群れは、1時間以上もサーファーの近くにとどまり、周囲で人々が見守るなか、一列になって自然に泳ぎ回っていた。

海上から撮影されたこの作品は、共有空間である海では、人と野生動物がしばしのあいだ、荒々しい沿岸域を共に動く様子を描き出している。

「冒険」最終候補作品:猛烈な波の前を進む若いサーファー Stefan Mathers - Ocean Photographer of the Year 2026
「冒険」最終候補作品:猛烈な波の前を進む若いサーファー Stefan Mathers - Ocean Photographer of the Year 2026

ポルトガルで、18歳のサーファー、ルーク・スミスが、シーズン終盤の猛烈な波に乗っている。彼の背後で渦巻く泡と、崩落するホワイトウォーター(白く泡立った状態になった水流)は、まるで雪崩のようだ。

巨大な波は、海の猛威と、サーファーの勇気を物語っている。ルークは、兄が操縦するボートに牽引されて巨大な波の近くまでやってきた。このようなコンディションでは不可欠なセーフティパートナーも兄が務めた。

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翻訳=的場知之/ガリレオ

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