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2026.09.01 08:30

「サムスンが折りたたみスマホの原型をつくった」Galaxy開発責任者が語る8世代の蓄積

Galaxyスマートフォンの技術開発をリードするヤン・ビョンドク氏にインタビューした

Z Foldに飛躍をもたらしたフレックスチタニウム技術

フレックスチタニウムは、Galaxy Z Fold8シリーズの2機種のディスプレイ構造に採用された、“折りたたみ”に対する耐久性能を高める技術だ。その詳細については後述する。

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ビョンドク氏は、この技術が完成したことがZ Fold8の商品化にも結びついていると振り返る。

サムスンの製品思想は折りたたみ機構の新規性よりも、開閉を意識させない実用性へとシフトしている。ビョンドク氏は、コンテンツをいかにシームレスに楽しめるか、そして携帯性に優れているかという点こそがユーザーには重要なのだと語る。

Z Fold8については、電子書籍や動画コンテンツを日常的に楽しむ若年層からも好評を得ているようだ。自身も日本のマンガを愛読するビョンドク氏は「Z Fold8は読書に適したサイズと形状なので、日本のマンガファンにも高く評価していただけるだろう」と期待を寄せる。

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Galaxy Z Fold8 Ultraのメイン画面。中央の折り目が目立ちにくいように設計されている
Galaxy Z Fold8 Ultraのメイン画面。中央の折り目が目立ちにくいように設計されている

サムスンは2026年のフォルダブルスマートフォンとして、約8インチの大きなメインディスプレイと高性能カメラを備える最上位のZ Fold8 Ultraと、さらに携帯性能に優れ自撮り撮影のための機能も充実するZ Flip8をラインナップに揃えた。

「理想的な折りたたみスマートフォンは、ひとつの形だけでは定義できません」。3つのモデルを同時に展開する背景には単に製品のバリエーションを拡大するだけでなく、折りたためるスマートフォンにいま集まる期待を、可能な限り多く呼び込むためでもあるのだとビョンドク氏が説く。

3つのモデルはいずれもGalaxy AIを搭載し、それぞれのフォームファクターの特徴に合わせて機能やインターフェースを最適化した。ビョンドク氏は「Galaxy AIはユーザーを理解し、必要なタイミングで先回りして支援できるように様々な体験をシームレスに組み込んだ」と話す。

例えばGalaxy Z Fold8 Ultraでは、約8インチの大きなメインディスプレイにGeminiと複数のアプリを同時に表示し、軽快にマルチタスクをこなせる。一方、Galaxy Z Flip8は、本体外側のコンパクトなカバーディスプレイからでもGeminiを利用できる。ユーザーがAIを快適に使いこなせるよう、各デバイスの形状や画面に合わせてインターフェースを最適化していることも、Galaxy Zシリーズの強みだ。

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編集=安井克至

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