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2026.09.05 14:00

転職成功の鍵は「返信のスピード」、評価を下げないための5つの対策

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採用してくれるかもしれない企業に返信する場合、どれくらい早いと「早すぎる」のだろうか。そもそも、その問い自体が間違っているのかもしれない。すぐに返信すると「熱心すぎる」「必死すぎる」「暇すぎる」ように見えるのではないかと求職者は心配しがちだ。恋愛や一部のビジネス交渉では簡単には応じない態度を取ることが価値を示すこともある。だが、新たな研究によると、採用担当者や人事マネジャーへの返信を遅らせると気づかないうちに就職の可能性が低下する恐れがあるという。

採用における「スピードの価値」

私は以前、今日の厳しい雇用市場で早く採用されるためのヒントについて書いた。新たな研究ではもう1つ重要なヒントが示されている。採用における「スピードの価値」だ。企業側が関心を示した場合、素早く返信する候補者ほどその仕事を獲得する可能性が高くなるというのだ。

専門誌『Management Science』に最近掲載された研究の筆頭著者であるアイナヴ・ハート博士は「さまざまな種類の雇用主や雇用形態において、候補者の返信が早いほど採用される可能性は高くなる。そして1分1秒が重要になる」と述べている。

返信が早い人が有利になる理由

研究者たちは、雇用主とサービス提供者をつなぐフリーランス向けマーケットプレイスのFiverr(ファイバー)で交わされた約1166万件のやり取りを分析した。データには雇用主が採用を決定する前に候補者と交わされた会話が含まれていた。

分析の結果、顕著な傾向が浮かび上がった。サービス提供者が返信するまでの時間が長くなるほど、契約を獲得できる可能性が低下していたのだ。わずか5~10分の遅れでも契約獲得の可能性を大幅に低下させていた。1時間返信が遅れると採用される可能性はほぼ半分になり、24時間以上経ってから返信した場合は返信しなかった場合とほぼ同じだった。

雇用主が1人のフリーランサーにしか連絡していなかった場合でもこうした傾向は変わらなかった。この調査結果が重要なのは、返信の速さが単に競争相手より先に機会をつかむことではない点を示しているからだ。雇用主は返信の遅れをその候補者についての情報として解釈しているようだ。

「仕事の種類やプロジェクトの規模、プラットフォーム上での過去の経験、テクノロジーなど、私たちが調べたあらゆる側面においてわずか5〜10分の遅れでさえ、サービス提供者が採用される可能性を劇的に低下させ得る」とジョージ・メイソン大学の経営学助教授であるハートは説明している。

だからといって、全ての雇用主が返信に1時間かかった候補者を不採用にするというわけではない。Fiverrの結果が示しているのは、マーケットプレイス上で行われた数百万件のやり取り全体に見られる傾向であり、あらゆる採用状況に当てはまる絶対的なルールではない。だが、研究者たちが行った実験でも返信までの時間が雇用主の候補者に対する評価に影響を与えるという結論が裏付けられている。

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翻訳=溝口慈子

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