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2026.09.03 07:15

幸福度が高い人は何にお金を使うのか 1000人調査で見えた「幸せ」と消費の関係

プレスリリースより

プレスリリースより

近年「ウェルビーイング(精神的・身体的・社会的な幸福)」への関心が高まる一方、物価高や将来への経済不安などを背景に、人々のお金の使い方も変化している。では日々の幸福度と消費スタイルには、どのような関係があるのだろうか。

マーケティングリサーチ会社のアスマークは、全国の20歳以上の男女1000人を対象に「日本人の幸福度と消費スタイル・消費意識の関係」を調査。その結果、興味深い幸福と消費の関係性が見えてきた。調査では生活や意識に関する複数の質問への回答を点数化し、その合計値をもとに回答者をおおむね均等になるよう幸福度H(High)・M(Middle)・L(Low)の3層に分類。それぞれの消費スタイルや購買意識の違いを分析している。

幸福度が高いのは「60代」「子あり」「年収800万円以上」

現在の生活について全体としてどの程度幸せだと感じているかを尋ねた「総合幸福度」を属性別に見ると、平均点が高かったのは「60代」「既婚」「子あり」「共働き」「世帯年収800万円以上」の層だった。また、個別に聴取して尺度化した幸福度が高いほど、総合幸福度の平均点も高い傾向が見られた。

一方、生活のさまざまな項目について尋ねた「個別幸福度」で、「あてはまる」「ややあてはまる」の合計が最も高かったのは「家族とのコミュニケーションがとれている」。次いで「日々の生活の中で、自分のための自由な時間(余暇)が確保できている」「いまの居住地は居心地がよい」と続いた。

反対に下位となったのは、「現在、自分が自由に使えるお金や生活費は十分である」「将来の生活設計や金銭面において、過度な不安はない」で、いずれも金銭に関する項目だった。家族との関係や自由な時間、住環境といった身近な生活への充足感に比べ、現在や将来のお金に対する充足感は低い結果となっている。

実際にお金を使うのは「旅行」

お金の使い方や買い物のスタイルで重視するものを見ると「価格の安さを最優先した格安商品・サービス」が45.2%でトップとなった。一方、直近1年間に実際に意識してお金をかけた項目では「旅行や遠出」が31.5%で最多。「格安商品・サービス」の30.7%をわずかに上回った。「自分へのご褒美」も26.9%と上位に入っている。普段の買い物では価格を重視する一方、旅行などの非日常的な体験や自分へのご褒美にはお金を使うという、メリハリのある消費行動が見えてくる。

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文=福島はるみ

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