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2026.09.01 07:30

パランティア株の急騰を「事前に予測できた」理由

Bendix - stock.adobe.com

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パランティア・テクノロジーズの株価は、8月下旬までの3カ月間で34%上昇した。同じ期間のS&P500種株価指数は2.1%の上昇にとどまる。

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上昇の理由とされたのは、米国時間8月3日に発表された第2四半期決算だった。だが、その決算が裏づけた内容はほぼすべて、5月初旬までに契約が交わされ、書類として提出され、あるいは公の場で語られていたものである。株価の上昇は、事前にわかっていたのだ。

ステランティス、米農務省、クリーブランド・クリフスとの契約が先にあった

3月下旬、パランティアはステランティスとの提携をさらに5年間延長し、契約内容も拡充した。ステランティスによるパランティアのデータ基盤「Foundry」の利用範囲を拡大し、あわせてパランティアのAIプラットフォームを新たに組み込む。

4月には、米農務省(USDA)が農地を守り、農業者向けサービスを刷新する目的で、最大3億ドル(約477億円)の契約をパランティアに与えた。同じく4月、鉄鋼大手のクリーブランド・クリフスは、自社の操業と商取引のプロセスの中核にパランティアのAIを据える3年契約を結んでいる。2026年度第1四半期時点の過去12カ月の売上高は52億2000万ドル(約8300億円)である。この規模からすれば、いずれの案件も単独で会社を一変させるものではない。重要なのは、この三つがすべて、株価が動き出す前に合意されていたという点だ。

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顧客の支出拡大ペースは3四半期にわたって上がり続けた

契約の獲得にはむらがある。より明確な手がかりになったのは、ネットダラーリテンション(既存顧客の支出額が1年前と比べてどれだけ増えたかを示す指標で、直近12カ月に獲得した顧客は計算から除く)だった。

この数値は2025年度第3四半期に134%、同年度第4四半期に139%で、2026年度第1四半期には1100ベーシスポイント(11ポイント)上昇して150%に達した。この間で最大の伸びであり、5月初旬にはすでに公表されていた数字だ。

これはAIについての予測ではない。既存の顧客が実際により多くの金額を払っているという事実を映したものだ。しかも、この成長は利益を伴っていた。2026年度第1四半期時点の過去12カ月の営業利益率は38.1%で、過去3年平均の14.2%を大きく上回る。

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翻訳=酒匂寛

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