最新ゲーム『GTA 6』特別映像がネトフリで首位獲得、ウェブ視聴者数を125%押し上げ

(C)Rockstar Games

実況も解説もない純粋なプレイ映像、標準のPS5で描画との報道も

エクステンデッド・ルックは、実際のプレイ画面だけで構成されていた。ロックスターの開発者による実況やインタビューはなく、収録内容やゲームシステムに関する説明も一切入っていない。解説はすべて、映像が公開された後に複数の媒体へ出た数十本のインタビューや記事へ委ねられた。

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テレビの大画面で手軽に見られたことも、視聴者を引き寄せた。4K映像は文句なしに美しく、発売前にネット上へ流出したリーク映像と比べれば50倍はよく見えた。PS5を手がけるソニーにとっても誇らしい場面だった。映像を描いたのは、高性能な上位機種PS5 Proではなく、標準モデルのPS5と報じているゲームメディアもある。それでもこれだけの見栄えになった。

YouTube公開は6時間後、朝までに670万回再生

エクステンデッド・ルックは約束どおり、ネットフリックスでの配信開始から6時間後にYouTubeで公開された(年齢制限あり)。YouTube版は、8月28日の朝までに670万回再生を記録している。エクステンデッド・ルックを見るためだけにネットフリックスが何人の新規契約者を獲得したのかは、明らかにされていない。ただ、新規契約者の獲得こそ、提携を決めた時点でネットフリックス幹部が狙っていたものだったはずだ。

マーベル映画では同じ手法を使わず、匹敵するゲームもない

今回のような配信手法を、他作品の宣伝へ広げられるとは想像しにくい。ネットフリックスが、自社で制作していないテレビ番組や映画のために同じ手を打つことはないだろう。マーベル映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』向けに、大がかりな先行披露イベントが開かれることもない。そしてGTA6を除けば、これほどの注目を一身に集められるゲームは存在しない。人気シリーズの名前を挙げてみればいい。『ヘイロー』『ゴッド・オブ・ウォー』『コール オブ デューティ』――どれ1つとして、同じ水準には遠く及ばない。ネットフリックスが大胆な新領域へ踏み込んだことは確かだとしても、今回の試みは1回限りの実験に終わるかもしれない。

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特別映像への反応は圧倒的な好評、宣伝を打ち切っても数千億円を稼ぎ出す可能性

エクステンデッド・ルックへの反応は、圧倒的に好意的だ。とりわけ映像表現と、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC)のリアルさが、GTA6への期待を一段と押し上げている。発売前の映像が次々と流出した過酷な1週間を経たロックスターにとって、こうした好意的な世間の反応こそ、まさに待ち望んでいた後押しだったはずだ。流出は、少なくとも現時点では止まっている。実のところ、宣伝をすべて打ち切ったとしても、GTA6は発売時に数十億ドル(数千億円)を稼ぎ出すだろう。

映像を見て、感心せずにいられるかどうか試してみるといい。

forbes.com 原文

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