欧州サッカー連盟(UEFA)は国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長に対してスイスで刑事告発を検討している。フォーブスが確認した米国の裁判資料から明らかになった。頓挫したワールドカップ事業の売却案を主導した際、組織の財務を不当に管理した背任の疑いが持たれている。
UEFA、連邦地裁にFIFAへの召喚状送達を申し立て
米国時間8月27日にフロリダ州連邦裁判所に提出された資料によると、UEFAはスイスで「インファンティーノおよび他のFIFA幹部や顧問」に対する刑事告発の準備を進めている。これに関連し、UEFAは証拠開示手続きの一環として、FIFAに対し召喚状を送達するよう裁判所に求めた。
対象となるのは、売却案の受け皿となるはずだった「FIFAフォワード・エンタープライズ」に関する情報で、筆頭投資家であるジョシュ・クシュナーのスライブ・キャピタルや、取引の顧問として名を連ねていたグレッグ・マフェイのBANNベンチャーズとのやり取りが含まれる。UEFAは計画の「構築、資金調達、交渉」に関する文書や通信記録のほか、インファンティーノとクシュナー、マフェイ、およびその顧問らとの間の通信記録の提出も求めている。
ESPNのその後の報道によると、召喚状は27日にニューヨーク州のスライブ・キャピタルとコロラド州のBANNベンチャーズにそれぞれ送達された。FIFAは現状、フォーブスのコメント要請に回答していない。



