Content Suiteは、チャット、画像、動画、音楽といった生成領域を受け持つ。SNS用のビジュアル、説明用の動画、社内外向けの簡単なクリエイティブ制作まで、必要に応じて横断的に扱える。
重要なのは、これらが別のプロダクトとして並んでいるのではなく、SecondBrainの文脈とスーパーエージェントの判断を共有しながら連動する点だ。
会議メモから提案書を起こし、必要な数値をシートで整え、スライドに落とし込む。あるいは、メールで届いた依頼を起点に、文書、図版、説明資料まで一気通貫でまとめる。Gensparkが単なるAIチャットではなく、成果物をつくる統合環境として語られる理由はここにある。
人とAIエージェントが同じワークスペースで並んで働くための協働レイヤーがGenTeamだ。役割を持つエージェントを呼び込み、同じチャンネルの中で作業を分担できる。AIエージェントを自作・管理するだけでなく、チームでの共同利用へと広げられる機能だ。
ユーザーそれぞれの「文脈」を理解するツール
先にGenspark 6.0の目玉である「SecondBrain」について触れたが、GensparkにはGenMail、Speaklyというツールも用意されている。PC、スマホ用アプリがある。
メーラーであるGenMailは、GmailやOutlookのアカウントを接続し、AIが受信トレイの整理や下書き作成を支援する。文体まで学習するため、自然な返信文を自動で用意してくれる。SpeaklyはAI音声入力アプリで、オンライン会議にもリアルの会議にも対応。会議の録音・文字起こし・要約をGensparkに取り込むことができる。リアルタイム翻訳機能もあり、会議後にその内容を自動でまとめてくれる。音声入力にも対応しているので、スマホアプリ版は特にSecondBrain Noteがない場合のメモ代わりにもなる。
これらのツールを使えば、自動でGensparkはあなたに関する情報を蓄積していってくれる。
さらにGensparkはGoogle WorkspaceやMicrosoft 365、Slackといったビジネススイートとも連携させることができる。業務で利用する場合は社内での確認が必要となるが、Google WorkspaceもMicrosoft 365もユーザーの仕事に関する情報の宝庫だ。連携させることで、壁打ちの精度は劇的に上昇するし、企画書やプレゼン資料などの材料を改めて用意する必要もなくなる。


