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Twin Design / shutterstock

フェイスブックがビジネス利用促進の動きを加速させる。12月2日、フェイスブックはメッセンジャー機能の拡張を発表。新たに公開されたビジネス向けプラグインを実装したウェブサイトでは、顧客らが店のスタッフと直接、チャットやメッセージのやりとりが可能になる。

米国のeコマースサイトの多くでは、顧客とのコミュニケーションにライブチャット機能が利用されているが、小規模ビジネスのオーナーでも月額100ドル程度の料金が課される場合が多い。しかし、フェイスブックは今回のプラグインを無償で提供する。

フェイスブック・メッセンジャーの月間アクティブユーザーは世界で7億人以上。フェイスブックでは従来から、企業ページを通じ顧客がメッセージを送信することが可能だった。しかし、ユーザーの多くはグーグル検索を通じて企業サイトを探しだし、メールや他社のライブチャット機能を用いてコミュニケーションをとっているのが現実だった。

今回のプラグインの公開で、フェイスブックはさらに強固にユーザーを同社のプラットフォームに囲い込むことになる。この動きは今年3月の「F8」開発者会議で発表された、メッセンジャーのビジネス活用促進を実現するものと言える。当初、この仕組みはショッピングサイトのOverland やZulilyなどで限定的に導入され、商品の発送や決済情報を通知する際に利用されてきた。

フェイスブック・メッセンジャーやスナップチャット、Kikやウィー・チャットといったチャットアプリは今後、企業と顧客をつなぐ領域で、多くの利益を生み出すことが見込まれる。その規模はデジタルスタンプの販売などを上回ると思われる。マーケット調査機関のJuniper Researchは、今後さらに多くの銀行や証券会社等が、信頼性や親しみやすさ、使いやすさの点で同社のプラットフォームを採用すると予測している。

フェイスブックは既にP2Pの決済システムを米国のいくつかの都市に限定し、リリースしているが今後その利用範囲が拡大されることも期待される。

チャットアプリを通じた顧客サービスはフェイスブック傘下のWhatsAppでも盛んだ。ロンドンに拠点を置く、オーダーメイドのダイヤモンド指輪販売店、Rare Pinkは、従来からWhatsAppを顧客とのコミュニケーションに利用している。

同社の担当者によると、顧客らは公式サイトのライブチャットやメールでのコミュニケーションよりも、簡単に使えるWhatsAppでのサービスを歓迎しているという。

翻訳編集=上田裕資

 

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