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2026.08.31 10:15

同じ席種で不公平を解消 京都サンガが挑む個席価格の新戦略

プレスリリースより

プレスリリースより

サッカーJ1リーグの京都サンガF.C.は、9月11日の柏戦において、「個席差額設定」によるチケット販売の試験導入を行うと発表した。京都サンガF.C.は、ホームのサンガスタジアム by KYOCERAの座席チケット販売ですでにダイナミックプライシングを導入しているが、これはさらに不公平感の少ない座席指定システムだ。

ダイナミックプライシングとは、たとえばサンガスタジアムでは、メインスタンドの「サンガプレミアムシート」や「メインS指定席」など、ゾーンごとのチケット価格を、試合の開催日や天候などの要素に基づき変動させるシステムだ。週末開催のライバルチームとの対戦となれば需要は高まり、客席の価格は高くなる。逆に天候の悪い普段の日の試合では割安になるといった具合だ。

個席差額設定は、ゾーンの中の個別の座席に対して、同じように需要に応じた価格変動を取り入れるシステムだ。同じゾーンの中でも、たとえば人気の高い前列の通路寄りは割高に、あまり人気のない後ろの中央は割安になる。これなら、同じS席の料金を払っているのにあの人は最前列で自分は後ろ、というモヤモヤを抱えながら観戦する不快感がかなり和らぐはずだ。

京都サンガF.C.のダイナミックプライシングを支えてきたのが、AIによる需要予測の提供などを行うスタートアップ、ダイナミックプラスだ。個席差額設定は、同クラブからのもっと座席の不公平感をなくしたいという要望を実現するために開発した技術。座席単位での需要を可視化する「個席需要分析」により、個席差額設定値の算出を行う。

9月11日の柏戦のチケットは、ダイナミックプライシングによって決められた基本料金に、個席差額設定値が加えられることになる。そのため席によってはダイナミックプライシングの価格よりも高くなったり安くなったりする可能性がある。また購入のタイミングで変動することもある。チケットの一般販売は8月30日より。シーズンパスには適用されない。詳細は、京都サンガF.C.の公式サイトで確認していただきたい。

出典:ダイナミックプラス ダイナミックプラス株式会社、 日本プロサッカーリーグ J1リーグ「京都サンガF.C.」にて『個席需要分析』を提供。
京都サンガF.C. 【9/11(金)柏戦】「個席差額設定」販売試験導入実施のお知らせ

文 = 金井哲夫

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