分割またはリボで後悔した経験のある人に理由を聞くと、手数料の総額が予想外に高かった、支払いが長期化して家計を圧迫したという回答が、それぞれ6割を超えてトップ2となった(複数回答)。そのほか、毎月の支払い額だけを見て利用してしまった、リボ払いの残高が気づかないうちに増えていた、仕組みをよく理解しないまま利用してしまったといった理由も見られたが、これらはみな、高額な手数料と支払い期間の長期化につながる。

アンケート回答者から寄せられた自由意見には、生々しい後悔の念が聞かれた。
「若いころにリボ払いの知識がないまま利用し、毎月これくらいなら払えると、小さな買い物を重ねるうちに残高が100万円を超えていた」
「毎月の支払い額が少額だったので慢心していたが、なかなか支払いが終わらないことに疑問を感じて明細を確認したら、手数料ばかりで元金がほとんど減っていなかった」
リボ払いで得をするのはクレジットカード会社だけだとよく言われる。事実、この調査でも91.1パーセントのリボ経験者が後悔している。言い換えれば、リボ払いで満足した人はわずか8.9パーセントだ。リボ払いの年利は15〜18パーセント程度と非常に高い。残高がなかなか減らないリボ払いでは、手数料を払い続けることになる。

調査では、リボ払いだけを利用した人はわずか2パーセントであり、大多数の人たちがリボに大きな警戒心を抱いていることも確かだ。その一方で、なんとなく手を出してしまう人もいる。今、リボ払いを検討している人は、まずこの利用実態を頭に入れ、毎月の支払い額を少なくすることだけに、そこまでコストをかける必要が本当にあるのかを、よくよく考えるべきだろう。


