ロシア大統領府は情報機関同士の接触を認め、プーチン会談は否定
トランプがベックに答えるより前に、ロシア大統領府報道官ドミトリー・ペスコフが8月26日、ラトクリフの訪問を認めていた。ペスコフは記者団に対し、ラトクリフがロシア側の情報機関と接触したと説明する一方、ウラジーミル・プーチン大統領とは「会談はなかった」と述べた。
ペスコフはそれ以上の説明を控え、「この件について言えるのはそれだけだ」と語った。プーチンについては「すべてについて直ちに報告を受けた」と明かしたが、今回の接触が冷え切った米ロ関係へどう影響するかについては、推測を避けた。
英BBCによると、ペスコフは今回の接触について「深刻な危機に陥っている米ロ関係を立て直す全体の過程に、どこまで影響するかを語るのは時期尚早だ」と話した。一方で、情報機関同士が接触すること自体は「肯定的な現象であり、肯定的なプロセスだ」と評価し、そうした接触は通常「最も困難な時期であっても」途切れないと語った。
FBI長官も10月にロシア訪問を計画、13年ぶりの渡航となる
ラトクリフによる訪問に続き、連邦捜査局(FBI)長官キャシュ・パテルが2026年秋にロシアへ向かう可能性がある。米政治専門メディアのポリティコは7月、パテルが10月にモスクワを訪れる計画を立てていると報じた。
実現すれば、2013年に当時のFBI長官だったロバート・モラーが訪問して以来、13年ぶりにFBI長官がロシアへ渡ることになる。パテルが向かう理由は依然としてはっきりしない。


