北米

2026.08.27 07:00

AIデータセンター建設に反発、米国で現代版「ラッダイト運動」が起こる

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その成長はテクノロジー業界内にとどまらない。米連邦準備制度理事会(FRB)が7月に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、防衛関連企業やデータセンター建設業者に牽引されて一次金属や機械の需要が高まっていると言及されている。

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ここで、先に述べた若者たちの話に戻ろう。

シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は、現在のAIインフラ増強のために熟練の技能労働者が新たに6万3000〜14万人必要になると推定している。電気工や各種のエンジニア・技師、職人らを思い浮かべるといいだろう。賃金は地域の平均よりもかなり高く、4年制大学の学位も不要で、10万ドル(約1590万円)を超える学生ローンを抱えずに済む職だ。

Z世代の7割がAIは雇用に悪影響を及ぼすと考えている。エントリーレベルのホワイトカラー職で現に起こっていることを踏まえれば、それを非合理的な見方だと片づけるのは難しい。

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とはいえ、彼らが各地の市庁舎の前で抗議している当の相手こそ、彼らを雇ってくれる数少ないもののひとつでもあるはずだ。

元祖ラッダイトたちは、どんなに抗議しても結局、織機や工場はやって来るのだということを身をもって知った。そして、そうしたものがやって来るのは、いつの時代も同じである。彼らがついぞ自問しなかったように思えるのは、機械がやって来たときに、そのそばに立ち、それを操作するのは誰か、ということだ。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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