ヘルスケア

2026.08.31 08:15

「肥満」と「肥満症」の違いとは 自己責任で終わらせない医療の新常識

AdobeStock(写真はイメージです)

健康のために時間やお金をかける意識にも差

健康に対する意識や考え方では、プロジェクト認知者の6割以上が健康を改善したり、より良くしたりするために「時間や労力をかけてよい」「お金をかけてもよい」と回答。「お金をかけてもよい」と回答した割合では、プロジェクト認知者と非認知者との間に17.4ポイントの差があった。

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今後行いたい減量・ダイエット方法については、プロジェクト認知者の13.8%が「医師の指導の下で治療する」を選択。非認知者より10ポイント以上高かった。

「太っている」で終わらせず、必要なら医療へ

千葉市は今回の結果について、肥満や肥満症に関する認知・理解の向上に加え、医療機関への相談や治療を前向きに捉える意識の高まりが確認されたとしている。千葉大学は今後、肥満と肥満症について正しく理解してもらうことに加え、特定健診を用いた肥満症を持つ人の拾い上げや、受診する医療機関の整備などの仕組みづくりに取り組む方針だ。ノボ ノルディスク ファーマも、今後は認知を行動変容や適切な医療につなげることが重要だとしている。

「肥満」と「肥満症」の違いを知ることは、単なる言葉の違いを知ることではない。肥満はからだの状態であるが、肥満症は医療による治療対象と考えられている。必要な場合に「自分で痩せなければ」と抱え込むのではなく、医療機関へ相談するという選択肢があることを知る。そのためにも、まず両者の違いを理解することが大事な一歩となりそうだ。

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【調査概要】
調査手法:インターネット調査
調査対象:千葉市内在住の20~70代の男女
回答者数:2400人
調査期間:2026年4月11日~4月15日

参照資料:日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」(日本肥満学会、ライフサイエンス出版、東京、2022)

プレスリリース

文=福島はるみ

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