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起業家

2026.09.04 17:00

誰も気づかない問題に取り組む人が「昇進を勝ち取る」、リーダーとして評価される人の共通点

stock.adobe.com

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スティーヴン・スピルバーグ監督は映画『フェイブルマンズ』で自身の幼少期の監督体験を描いた。アカデミー賞を3度受賞したスピルバーグは少年時代に8ミリカメラを使って映画を作ろうとした。その奮闘ぶりを記録しているのが同作品だ。まだプロの映画監督ではなかったが、その振る舞いはまさに監督そのものだった。

ビジネスの世界においては、私たちは自分の仕事を主導するのを管理職やリーダー職に昇進するまで待つ傾向にある。だが、そうする必要はない。新人のインターンであろうと、何年もキャリアを積んだ人であろうと、どのような立場でもリーダーのように振る舞い始めるのに早すぎるということはない。スピルバーグの物語が示すように、そうすることで今後に向けた準備をいち早く始めることができる。

自分の会社を経営する最高経営責任者(CEO)として断言できるが、リーダーたちはそうした意欲に気づく。この記事では、職位に関係なく今日からリーダーらしく行動できる方法を紹介する。

誰も目を向けないところに取り組む

極めて有能なリーダーを特徴づける資質の1つは、現状を改善する方法を常に模索していることだ。物事が順調に進んでいれば、現状に安住してこれまで通りの道をそのまま進み続けたくなるものだ。だが、新しい人工知能(AI)ツールや機能が次々と登場する、絶えず変化する今日のビジネス環境で生き残るために不可欠な継続的成長には、物事をさらにうまく進める方法を積極的に考える必要がある。

この考え方に欠かせない資質が好奇心だ。

優れたリーダーは制度や業務をどうすればもっと効率化できるのかという探求心を持っている。省略できる不要なステップを探し、自動化できる新たな方法を探す。米経営学誌ハーバード・ビジネス・レビューが指摘するように、リーダーとしての行動とはホワイトスペース、つまり「他の人が取り組もうとしない、あるいはその存在すら気づいていない問題」を探すことだ。口にされない問題に目をつぶるのではなく取り組むことは組織内で評価を得るための確実な方法だ。

リーダーとして断言できるが、従業員からこうしたアイデアが寄せられるのは嬉しいことだ。好奇心を育み、物事を成し遂げるためにもっと良い方法がないかを検討することは、どの従業員でも今日から始められることだ。

誰もがチームに迎えたいと思う人になる

「水増せば船高し」と言われる。この言葉はリーダーを目指すプロフェッショナルにも当てはまる。その理由はいくつかある。

まず、同僚や若手従業員、他部署の従業員など、相手が誰であれ、他の人を指導したり教えたりすることには計り知れないメリットがある。概念について深く考え、アイデアをどのように明確に説明するか、あるいはタスクをどう効率よく完了するかを考えることでその分野に対する自分の習熟度も高まる。私は自分の仕事のやり方を理解していたが、育児休暇を取得するにあたって自分の責任の多くを他の人に任せなければならなくなったとき、自分が担うあらゆる業務について専門家になった。教えることはコミュニケーション能力を磨いてくれる。単に仕事を実行する人から、問題を解決する人へと考え方を変えてくれる。また、全員の能力を高めることで、組織全体を向上させることにもつながる。

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翻訳=溝口慈子

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