世界を変革する未来のイノベーターの発掘を目的に、30歳未満の30人を選出する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026」。8月25日に雑誌・オンラインで受賞者が発表され、東京・渋谷区で授賞セレモニーが開催された。
同アワードは、米国版で2011年にスタート。毎年アートやテクノロジー、教育、メディアなど様々なカテゴリーから選出する名物企画で、各国版が世界中で実施されており、日本版は今年で9回目となる。
受賞者の選出基準は、(1)を前提に、(2)(3)のいずれかを満たしていること。
(1)30歳未満
2026年8月25日時点で30歳未満の日本人、もしくは日本を拠点に活動している人物。
(2)グローバル
国内外の市場でビジネスを展開している、国際大会などで一定の結果を残しているなど、グローバルな舞台で活躍をしている。もしくは今後、グローバルに活躍することが期待される。
(3)常識を覆す
従来の業界のルールや壁を打ち破り、常識を覆すような新しい挑戦をしている。
「日本を変え続ける30代を過ごしていきたい」
セレモニーの冒頭では、Forbes JAPAN編集長の藤吉雅春が挨拶。「今年で9回目を迎える日本の30 UNDER 30ですが、若さを武器に世界を変えようとするチャレンジャーの試みは、いまや世界中に広がっています。時代はかつての世代間の『対立』から、互いを支援し合う『共創』へと変わりました。将来世界を変える30人の仲間として支え合いながら、ともに新しい時代を切り拓いていってほしいです」と語った。
今年は、表紙を飾ったアーティストのJeter(Peterparker69)のほか、アーティストでLE SSERAFIM メンバーのSAKURA、9歳にして本賞史上最年少受賞者となった俳優 / 映画監督 / 脚本家の永尾柚乃、MV再生数が5.8億回を超えたITZY「WANNABE」をはじめ数々のグループの振付を手がけるYUMEKI、登録者数1,000万人超のYouTuber すしらーめん《りく》、和菓子を現代風に解釈し「菓席」文化を生み出す和菓子職人の藤田凱斗、「菌」で数兆円市場に挑むシリコンバレー起業家の福永祐一(Taxa Technologies)などが選出された。
授賞セレモニーでは、30人の受賞者から、永尾柚乃、YUMEKI、Jeter、蓮見大聖(Amateras Space)、福永祐一、津田通隆(情報処理推進機構)が代表してトロフィーを受け取った。
ステージにはまず、俳優 / 映画監督 / 脚本家の永尾柚乃が登壇。トロフィーを受け取り、「『言霊(ことだま)』と言って、言葉には力があると言われています。自分に限界を決めず、これからも正直に、楽しくやりたいことをやっていきたいと思います。今の私があるのは、これまで出会ったすべての皆さんのおかげです。心から感謝しています」とコメント。
ダンサー / コレオグラファー / アーティストのYUMEKIは、「10代で海を渡り韓国へ向かいましたが、自身のルーツである日本で、これほど素晴らしい方々とともに選出されたことを光栄に感じています。今後も、好きなことを追求し続け、大きな夢を描き続けることの大切さを広く伝えていきたいです」と喜びを語った。
昨年、ツアーで世界20都市以上をまわり、ユース世代の熱狂を生んでいるJeterは、「人生で初めて雑誌の表紙にもなれて、本当に良い機会をもらえたなと思います。これからも、音楽やその他いろいろなクリエイティブを通して、もっと新しいことや、人の人生に彩りを与えられるようになれたらいいな」と語った。
次世代宇宙服の研究開発を行うAmateras Spaceのfounder兼CEOの蓮見大聖は「宇宙服には日本が強みとする素材や精密技術が詰まっています。日本の未来は宇宙にあります。皆さんとともに宇宙開発や宇宙旅行といったロマンをしっかりと現実にしていきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」とコメントした。



