Pixel 11 Proの背面ライトがGemini処理を示し、画面を見る手間を省く
リサ・エディチッコによるCNNの記事のなかで、グーグルのAndroid担当プレジデントであるサミール・サマットは、端末に付いたライトがAIエージェントの動きをこれまでより多く伝えてくれる仕組みについて語っている。
「Pixel 11 Proの背面に新たに設けられたライトは、Geminiがコマンドを処理しているとき、あるいは応答しているときに光る。エージェントがきちんと聞き取っているかどうかを確かめるためにスマートフォンを手に取らなくても、仮想アシスタントに話しかけられるようになる。同社はそこに期待している」と、エディチッコは書いている。
サマットはさらに、この仕組みによって、スマートフォンで用事を片づけるために現実世界から意識を引き剥がさなければならない度合いが、どれだけ和らぐかを語っている。
1日5分から30分、画面から離れる時間が生まれる
「私自身も含めて、たくさんの用事を片づけようとしてスマートフォンに顔をうずめている人を大勢見かける」と彼は言う。「その時間を1日5分、1日10分、1日30分と取り戻せたら、それで何ができるかを考えてみて欲しい」。
そう、背中を丸めて小さな画面をのぞき込み、指で叩き続ける時間が、まるまる30分減るということだ。
私はここ数年、新しい種類のインターフェースがそろそろ出てきてよいはずだと考えてきた。親指でスマートフォンに「話しかける」ために注意をそちらへ向けるのではなく、身のまわりの物理的な世界に目と顔を向けたままでいられるインターフェースである。Haloは、その一部をなすものになるかもしれない。AIエージェントは、こまごまとした作業を代わりに引き受けることで、私たちの注意をかなりの程度まで解放してくれる。そしてHaloは、先ほどの通知の仕組みと組み合わさることで、エージェントを管理する作業そのものを簡略にする方向への一歩となる。
早期版はPixel 11に載る可能性、全面展開はまだ先
「好むと好まざるとにかかわらず、AIとAIエージェントは定着する」と、Android Headlinesのアレクサンダー・マクサムは書いている。「Android Haloがすぐに広く提供されるとは見込まれていない。とはいえ、8月に登場するPixel 11とともに、早い段階の版がお目見えする可能性はある。グーグルは、新しいバージョンのAndroidの機能の一部を、毎年新型Pixelと同時に配信されるQPR1(四半期ごとのプラットフォーム更新)向けに取っておくことで知られている。そうなれば、スマートフォンに向かう時間は減り、目の前のことに向き合う時間が増えるはずだ。それは、私たちの誰もがうまくできずにいることである」。
このように、業界の内情に通じた人たちをはじめ、さまざまな向きがこの機能に期待を寄せている。手を触れずに動くエージェント型のLLM(大規模言語モデル)が、どこまで、そしてどれくらいの速さで広まっていくのか。見守っていきたい。


