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2026.08.25 08:56

Suno、BMGと提携 AI音楽生成をめぐる大手レーベルとの和解広がる

Adobe Stock

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音楽業界で賛否を呼び続けているAI音楽生成サービスSunoが、BMGとライセンス契約を締結した。ライセンスされた作品を活用した新モデルの立ち上げに向けた準備を進めるなか、大手音楽権利者との提携としては2件目となる。

8月12日に発表されたこの契約に基づき、Sunoは金額非公開のライセンス料を支払い、BMGが擁するアーティストの録音物(原盤)レパートリーを利用する。この契約は、Sunoが過去のモデルやデータのトレーニングにBMGの楽曲を使用したこともカバーしており、アーティストやソングライターがAIのインプットおよびアウトプットに自身の音楽を使用することをオプトイン(同意)しなければならないと定めている。

BMGライツ・マネジメントは、ローリング・ストーンズのメンバーであるミック・ジャガーとキース・リチャーズ、ブルーノ・マーズ、ジョン・レジェンド、ビービー・レクサ、ピットブル、ダイアン・ウォーレン、ルイス・キャパルディなどのソングライターやミュージシャンに関する300万曲超の楽曲および出版権を管理している。

BMGは、音楽生成企業であるSunoと和解し、提携関係へと前進したワーナー・ミュージック・グループ(WMG)に続く形となった。WMGは2025年11月にグローバル契約を締結し、過去のすべての著作権訴訟でも和解している。

世界最大の音楽企業であり原盤権ホルダーであるユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)は、依然としてSunoとの著作権訴訟を抱えている。ソニー・ミュージックエンタテインメントも同社との間で法的な紛争を継続しており、ライセンス契約は締結されていない。

「音楽の未来はより参加型のものとなり、アーティストとファンをつなぐまったく新しい方法を生み出すと確信している」と、Sunoの共同創業者兼CEOであるマイキー・シュルマンは声明で述べた。「その未来を責任を持って築くには、音楽を作る人々と、彼らを代表する企業と直接協働することが不可欠だ。BMGと共に、アーティストやソングライターに真の選択肢を提供し、新たな収益を生み出し、音楽を人々の生活のより大きな一部にする新体験を開発できる」

BMGのグローバル・マーケティング&ストリーミング担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるセリーヌ・ジョシュアは次のように述べた。「音楽におけるAIの未来は、アーティストとソングライターが機会の中心に留まり、そこから生まれる価値を共有できるかどうかによって定義される。指針となるのは『選択』だ。この契約は、アーティストとそのファンにとって強力な保護、明確な経済条件、そして新たな創造的可能性を確立する。創造の時代に突入するにあたり、クリエイターおよびSunoと共にその未来を形作ることを楽しみにしている」

「グローバルな同盟」と銘打たれた今回のSunoとの契約は、音楽におけるAIの役割を認めるという点で、BMGにとって重要な一歩となる。BMGは2026年3月、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所にAI企業のAnthropicを相手取って著作権侵害訴訟を提起し、同社がClaudeのAIモデルをトレーニングするために、許諾を得ずに約500曲の著作権で保護された歌詞を使用したと主張していた。

また、今回の動きは、Sunoが次の進化への計画を発表した数日後のことでもある。2023年12月にウェブプラットフォームを正式にリリースした同社は、8月10日、9月からサブスクリプション会員がプラットフォームからダウンロードできる回数を制限すると発表した。Sunoはまた、配信プラットフォームが「不正や悪用」に対抗するのを支援するため、音声の電子透かし(ウォーターマーク)およびフィンガープリント技術の導入を進めることも確約した。

Sunoは2026年6月に54億ドル(約8590億円)の評価額で4億ドル(約636億円)以上を調達した。同社は、1億人以上の人々が同社のプラットフォームを利用したと発表している。

forbes.com 原文

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