物が捨てられず、ついにはゴミ屋敷化してしまった両親の家をどうしたものか、頭を抱えている人は少なくないだろう。訳あり不動産の情報メディア「訳あり物件買取プロ」を運営するAlbaLinkは、実家がゴミ屋敷化した経験のある253人を対象にアンケート調査を行い、「ゴミ屋敷化した実家の片付けで大変だったことランキング」を発表した。もし、実家がゴミ屋敷化しそうな気配があれば、これを読んで、心構えと現実的な対応を今から整えておくといいだろう。

大変だったことの第1位は、「片付けにかかる費用」だ。「ゴミとして出せないものは業者に依頼して回収してもらったので、お金がかなりかかった」、「長年溜め込んだ大量のゴミや不用品の処分費用が想像以上に高額だった」などの意見が聞かれた。
第2位は「家族の反対」。両親が元気なうちに片付けを行うのは至難の業だ。「10年前に買ってそこら辺に投げられた雑誌を捨てようとすると『まだ読むから捨てちゃダメ!』と言われました」とか、捨てる捨てないで「説得するたびに口喧嘩になり、作業以上に精神的な疲労が大きかった」といった意見が聞かれた。
第3位は「荷物の仕分け」。「いちばんきつかったのは、物を運ぶより、残すのか捨てるのかを決めることでした」、「重要なものも混じっているので、より分けるのが大変」など。思い出の写真をどうするか、片付けているこっちも悩むところ。またゴミの間に預金通帳や督促状が混じっていたりして、肝を冷やすこともある。

4位から6位は不衛生な環境やゴミの分別の問題だ。カビでクシャミが止まらなくなるぐらいは序の口、大量の虫やネズミの糞などは感染症の恐れがあり危険でもある。
7位は「作業の多さ」。とにかく体力勝負。やってもやっても片付かない膨大なゴミを前に気が遠くなる。それが何日も続くことになる。
AlbaLinkは、大型の家具や家電は、素人が自力で運搬しようとすると危険なこともあると指摘している。自力では難しいと感じたら「ゴミ屋敷の片付けに慣れている専門業者への依頼も有効な選択肢」とのこと。
ちなみに、AIに相場を聞いてみたら、仕分け、搬出、処分をまとめて依頼した場合、2LDKのマンションで12万円から30万円、一戸建てでは30万円から80万円以上と示された。かなり高く感じられるが、自分でやる場合の、気力、体力、時間などのコストと比較して、どちらが無難かを考えるのがいいだろう。依頼する場合は、複数の業者に相見積もりを取ることもお忘れなく。
出典:訳あり物件買取プロ 【ゴミ屋敷化した実家の片付けで大変だったことランキング】経験者253人アンケート調査



