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Pasko Maksim / Shutterstock

クリスマスのプレゼントに、何を買えばいいか分からない。そんな人に知恵を貸してくれるのが、IBMが11月18日にローンチしたアプリ「ワトソン・トレンド」だ。

IBMの人工知能「ワトソン」は、多様なビジネス領域のビッグデータを解析し、流行や消費のパターンを洞察する『コグニティブ・コンピューティング・システム』だ。今回のアプリは消費者の意思決定を支援する目的で立ち上げられた。現在、ワトソン・トレンドは主に玩具、健康、テック関連の3つの分野を網羅し、それぞれのカテゴリーでトレンドの上位100アイテムに関する情報を消費者に提供する。

最近のテック関連ギフトの人気ナンバーワンは何と言ってもアップル・ウォッチ。玩具カテゴリーの大人気商品は『スター・ウォーズ・レゴセット』。この商品は早々に売切れる恐れがある。プレゼントするつもりなら、急いで購入しておきたい。

ワトソン・トレンドはブログやSNSなど1万件に及ぶソースを分析し、購入された商品の情報だけでなく、購入後の商品に関する感想や評価もすべて取り込んで解析する。
「ワトソンは、文脈と語調から自然言語の意味を理解し、それらの情報を総合的に分析したうえで消費者にお勧めの商品を提案します。人間の脳には不可能なスピードで、常に新しい情報を学習しています」とIBMは述べている。

同社は今後、このツールが企業のマーケティングに利用されることを狙っている。ワトソンは消費者の心理や消費動向、購入ルートまでを追跡する。IBMはモバイル端末による購入が今後36%を上回る伸びを見せると予測。デスクトップからの売上を突破すると考えている。

ショッピングという行為は今、大きく変わろうとしている。小売販売業者らも、消費のトレンドをいち早く予測し、無駄な在庫に頭を抱えずに済むようになる。小売業界は今、大きな変革期を迎えようとしている。

編集部注:筆者のシェップ・ハイケン氏は顧客サービスのエキスパートとして世界各地で講演を行い、『ニューヨーク・タイムス』や『ウォールストリート・ジャーナル』紙でベストセラー作家として紹介された。

編集=上田裕資

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