キャリア

2026.08.27 15:00

キャリアを壊す「安全第一」の罠、今すぐ捨てるべき不適切な思考法

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「コンフォートゾーン」は、常に快適というわけではない

「コンフォートゾーン(安心して過ごせる、快適な領域)」という言葉は、誤解を招きがちだ。なぜなら、その領域に私たちが留まる理由は、「快適」であるとは限らないからだ。時には、恐怖が原動力となることもある。悲惨かもしれないが慣れ親しんだ仕事は、まったくなじみのない新しい仕事のチャンスよりは安全なように感じられるものだ。

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機能不全に陥っている職場であっても、予測可能性はあるかもしれない。不満ですら、心理的な確かさを提供し得る。少なくとも、明日がまた不満でいっぱいの日になるということは予想がつくからだ。

クラウドマインドは、予測できる状況を好む。予測できるなら、事態をコントロールできるように感じられるからだ。しかしスカイマインドは、より大きな視点で物事を見ている。スカイマインドは、単なる生存と、人生を満喫して生きることを区別して考える。

この違いが特に重要になるのが、キャリアに大きな変化が起きた時だ。業界に急速な変化が起きているさなかには、よく知っているものにしがみつきたい、という本能的な思いが強くなるものだ。だが実際には、そうした時に何よりも重要なのは、変化への適応力だ。

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最大の危険は、自分にとってのコンフォートゾーンを抜けた時に起きるとは限らない。時には、それまでいた場を絶対に去らなかった時にこそ、本当の危険が生じることがあるのだ。

「安全」より「後悔」を選ぶべきなのか?

「安全」より「後悔」を選ぶべきか?というと、そうとは言い切れない。しかし、この方程式をひっくり返して、「毎回リスクをとるべきだ」とするのも正解とは言えない。目指すべきは、何も考えずに「安全」を重視する思考をやめることだ。

時には、最も心配すべき「後悔」が、妥当と思われるリスクをとった後に訪れる後悔の念ではないこともある。最も心配すべきものはむしろ、恐怖心に駆られて決定してしまったことに伴う後悔の念なのだ。

「どうやったら、絶対に後悔しない決断ができるのか?」というのは、賢い問いかけとは言えない。なぜなら、そんな保証は不可能だからだ。より良い問いかけは、「いま自分の手元にある情報をもとにすると、自分が構築したい人生やキャリアに最も適合した選択はどちらだろう?」というものになるだろう。主体性を放棄することなく、リスクを認識しているという意味で、これはスカイマインド的な問いかけだ。

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翻訳=長谷睦/ガリレオ

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