キャリア・教育

2026.08.24 16:00

OpenAIが生む3.5万人のAI雇用、主役は「ブルーカラー」 米国

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今後6年間で3万5000件の雇用が創出される……。

これは、OpenAIが2032年までに創出すると見込まれる新たなAI関連雇用の数であり、これに加えて長期的な運用職2500件も生まれる見通しだ。

ただし、ひとつだけ注意点がある。3万5000件の職種は主に建設やインフラ関連の仕事である。

Generacは工場拡張に2億5000万ドル(約397億円)を投資すると発表し、データセンター向けの受注が相次ぐなか、従業員を1000人増やす見込みだ。これに先立ち、Micronは数百人の研究者を受け入れ、半導体業界の顧客や主要プレーヤー向けの会議やプログラムを開催できる研究キャンパスに100億ドル(約1兆5900億円)を投資すると発表している。

トランプ政権もまた、米国がAI軍拡競争を主導することを望む姿勢を明確にしている。こうした投資と雇用創出の機会は、その目標に向けて米国の基盤を整えるものだ。実際、グランドビューリサーチによると、米国のデータセンター市場の売上高は、2025年の1260億ドル(約20兆円)から2033年には2760億ドル(約43兆8000億円)へと、2倍以上に拡大すると見込まれている

これは、AI雇用ブームのなかで、ほとんど予想されていなかった側面だ。世界経済フォーラムは、AI革命によって雇用は純増で7800万件増えると予測していた。いま見えてきているのは、その雇用のうち増えつつある割合、つまりAI雇用ブームの恩恵を最も受けているように見える職種が、多くの人が想像するホワイトカラーの知識労働ではないということだ。

そうした職種は、むしろ最も大きな影響と混乱にさらされている。

最も恩恵を受けているのはブルーカラーの職種、つまり米人材コンサルティング大手のチャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが指摘するように、スクリーンではなく現場を基盤とする仕事だ。

筆者は今年初め、Googleの採用担当バイスプレジデントであるブライアン・オンに取材したが、彼はGoogleも同様の認識を持っていると語った。この巨大テック企業は、特にエントリーレベルの人材に向けて、データセンター関連職の採用を強く推進している。

AI経済における逆転現象として、ブルーカラー労働者は恩恵を受けている。彼らは、技術訓練、実務経験、そして多くても準学士号があれば就ける、最もアクセスしやすい職種で働く専門人材だ。そのスキルへの需要が急増しており、この需要は少なくとも今後10年は続く可能性が高い。

AI時代のブルーカラー雇用ブームを動かすもの

このブルーカラー職の回復の背景にあるもの、そしてAIがなぜより多くのブルーカラー労働者を必要としているのかを具体的に見ていこう。

産業全体の変革を促しているAIブームの裏側には、大手テック企業が目指すLLM、強力な超知能、AGIモデルを稼働させるために必要な、あまり華やかではないものがある。データセンターだ。

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