テクノロジー

2026.08.23 12:00

48時間で2度のセキュリティ更新を配布、グーグルが「Chrome」の重大な脆弱性3件を修正

Aleksei - stock.adobe.com

それぞれどのような脆弱性か?

今回修正された重大なChromeブラウザーの脆弱性は、以下のとおりである。

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・CVE-2026-76034:ウェブ上でグラフィックスを描画するWebGLコンポーネントのバッファオーバーフロー

・CVE-2026-76036:同じくバッファオーバーフローだが、こちらはChromeが利用するオープンソースのグラフィックスライブラリー「Dawn(ドーン)」の内部にあった

・CVE-2026-76017:グーグル独自のリモートデスクトップ用プロトコル部品であるChromoting(クロモーティング)で起きていた、解放済みメモリーの使用の問題

3件はいずれも、グーグル自身の脆弱性セキュリティチームが発見した。

解放済みメモリーの使用とバッファオーバーフロー、違いは発生場所

これらの問題を理解するために、解放済みメモリーの使用とバッファオーバーフローを比べてみよう。どちらも重大なメモリー関連のセキュリティ問題であり、主な違いは発生する場所にある。

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解放済みメモリーの使用は、プログラムが破棄したはずのメモリー領域にアクセスしてしまうことで起きる。一方、バッファオーバーフローは、確保した領域よりも多くのデータが書き込まれることで起きる。とはいえ、最終的にもたらされる結果はよく似ており、遠隔からの任意コード実行、権限昇格、情報漏洩、クラッシュなどにつながる。だからこそ、Chromeの更新が確実にダウンロードされ、有効になっているかを早めに確かめておく必要がある。

再起動を促されたら、自動更新が適用済み──促されなければ手動で確認

Chromeには、グーグルからのセキュリティ自動更新がすでに届いているはずだ。ブラウザーの再起動を求められたなら、それが届いた何よりの証拠である。求められていない場合は、Chrome右上の「その他アイコン」(縦に点が3つ並んだメニュー)から「ヘルプ」→「Google Chrome について」と進めば、更新の確認・ダウンロード・インストールを手動で始められる。

(forbes.com 原文)

翻訳=酒匂寛

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