2026.08.31 07:00

米国消費者がAI経由で旅行サイトを訪れた回数は119%増、小売りでも62%増加

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休暇の計画にAIを使う米国人が急増している。アドビがまとめた新たなデータによると、旅行者はAIを旅行代理店として信頼するようになり、AIに航空券やホテルなどを勧められた後、そのまま予約に踏み切る例が増えている。

「旅行者は、AIを使ったチャットサービスやブラウザーに頼り、細部まで練り上げた旅程を組み立て、他では得られない体験を掘り当て、自分に合った割引情報を探している」とアドビは報告した。下調べを終えた利用者は、AIが勧めた航空会社やホテルなど各社のサイトへ移り、そこで予約を済ませている。

AI経由で旅行サイトを訪れる人が119%増え、予約に至る割合もAI以外と並んだ

アドビのデータによれば、旅行計画は地殻変動と呼ぶべき局面に入っている。2026年7月、AI経由で旅行サイトに流れ込んだ訪問は前年同月比119%増えた。アドビがAI経由の流入を計測し始めた2024年10月と比べると伸びは1822%に達し、同社は報告書でこの伸びを「驚異的」と表現した。

さらに重要なのは、サイト訪問のうち実際の予約に結びついた割合を示すコンバージョン率が、AI経由とAI以外とでほぼ並んだ点である。1年前にあたる2025年7月にも、多くの消費者はAIを旅行の下調べに使っていた。ただし当時、AI経由で訪れた人が予約に至る割合は、AI以外から訪れた人より47%低かった。2026年7月には、この差がわずか1%まで縮まっている。

こうした推移が続けば、コンバージョン率はさらに上がる公算が大きい。Adobe Digital Insightsで主席アナリストを務めるヴィヴェク・パンディヤは報告書に関するインタビューで、そうなれば「旅行業界へ流れ込むAI経由の訪問は価値を増し、それを取り込めるかどうかが企業にとってより大きな意味を持つようになる」と語った。

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