米海軍によれば、ジョージ・ワシントンは1分間に1機のペースで固定翼機を着艦させる能力を備え、通常は1日に約70回の回収を行っている。
ジョージ・ワシントンのニコラス・デリオ艦長(大佐)は「過去34年、ジョージ・ワシントンに乗艦勤務してきたすべての海軍軍人を、わたくしはこの上なく誇りに思っております」と述べ、こう続けた。
「20万回目のトラップは、アレスティングギアチーム、イエローシャツ(飛行甲板上の誘導員)、整備士、そして、この洋上飛行場を常に完全に任務遂行可能な状態に維持している、ひとりひとりの当直要員の功績です。われわれの艦は引き続き海上から戦闘力を提供しており、今回の節目は、国がわれわれに何を求めようとも、GW(ジョージ・ワシントン)はそれ成し遂げる準備ができているという証です」
20万回目の航空機回収は、ジョージ・ワシントンが中東へ向かう途上で達成された。この事実は、米海軍の原子力空母が世界中に戦力を投射できることを再認識させる出来事にもなった。ジョージ・ワシントンは35年近くにわたる就役期間中、F-14トムキャット、F/A-18C/Dホーネット、F/A-18E/Fスーパーホーネット、F-35CライトニングII各戦闘機、EA-18Gグラウラー電子戦機、E-2ホークアイ早期警戒機といった、さまざまな固定翼の艦載機を着艦させてきた。
第5空母打撃群(CSG-5)のジェフリー・L・ヒームズ司令官(少将)は「20万回のトラップは、たんなる数字ではありません。これは、米海軍航空隊の揺るぎない強さ、そして、それを可能にしている海軍軍人たちの卓越したプロフェッショナリズムの証なのです」と称賛した。そのうえで「この節目は、米海軍の空母は自由とわれわれの同盟国を守るため、いつでも、どこででも、航空機を発艦させ、着艦させる態勢を整えているということを、世界にあらためて思い起こさせるものです」とも述べた。
「2隻のジョージ」が中東に
ジョージ・ワシントンは19日、米中央軍(CENTCOM)の担任地域(AOR)に入り、現在はアラビア海で作戦行動中だ。米海軍は記事執筆時点で、エイブラハム・リンカーンがいつ本国への帰途につくか明らかにしていない(編集注:米NBCニュースなどによると、米当局者は21日までに、同艦が帰途についたことを認めた)。エイブラハム・リンカーン空母打撃群が米西海岸に到着するまでには1カ月ほどかかる見込みだ。
U.S. Sailors work on the flight deck of USS George Washington (CVN 73), Aug. 20, as the aircraft carrier transits the Arabian Sea. The George Washington Carrier Strike Group is operating in Middle East during a scheduled deployment after arriving in the CENTCOM theater yesterday. pic.twitter.com/DEkHHukHeI
— U.S. Central Command (@CENTCOM) August 20, 2026


