暮らし

2026.08.25 09:15

避難訓練「必要」7割も参加は1割 6割が避難場所知らずの現実

プレスリリースより

知らないままの避難場所と連絡手段

訓練の手前の段階を見ると、避難場所そのものが把握されていないことがわかる。自宅近くの避難場所について「どこにあるのかわからない」と答えた人は63%で最も多く、移動時間まで把握している人は34%にとどまる。実施している備えとして自宅近くの避難場所の確認を挙げた人は35%、避難経路まで確認した人は15%だった。

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連絡手段の備えも同じで、災害時に家族が離れている場合の行動を話し合っている人は12%、自治体の災害情報メールに登録している人も12%。災害用伝言ダイヤルの番号や使い方を知っている人は9%にすぎない。行き先も、落ち合い方も決まっていないままなのだろう。

半数を超える保険加入と3割台の物の備え

一方で、進んでいる備えもある。火災保険とセットで地震保険に加入している人は30%、火災保険のみは23%で、合わせて53%が保険に入っている。物の備えは懐中電灯やランタンが39%、乾電池が38%、非常食や保存食、水が35%で、この5年間に大きく伸びた項目はない。

災害への備えは、個人の意識の問題として語られやすい。だが必要だと考えている人がこれだけいる以上、足りていないのは意識ではない。

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災害はいつ起きるかわからない。だが避難場所を知ることも、訓練に足を運ぶことも、日を決めてできることだ。その機会をどうつくるかで、いざというときに取れる行動の幅は変わってくるのではないだろうか。

【調査概要】
調査対象:全国20〜79歳の男女3000人
調査期間:2026年7月15日〜17日(2026年熊本地震の発生前)
調査方法:インターネットリサーチ

プレスリリース

文=池田美樹

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