「泥の木々(Mud Trees)」 インターナショナル・エアリアル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー2026年、ポートフォリオ部門第3位。Barbara Brown, Australia - International Aerial Photographer of the Year 2026 ナミビアのナミブ砂漠のなかにある平原「ソーサスフレイ」で、大雨による洪水が起き、樹木のような不思議な模様が現れた。
単写真部門、上位入賞作品
「ひづめの轟(Thunder of Hooves)」 インターナショナル・エアリアル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー2026年、単写真部門第3位。Kah-Wai Lin, U.S. - International Aerial Photographer of the Year 2026 トルコ中央部に位置するカッパドキアでは、夕暮れになると、半野生の馬の群れが轟音を立てて、砂塵を巻き上げながら大地を駆け抜けていく。村人に育てられ、厳しい冬のあいだなどに野に放たれる馬たちは、強靭さと伝統を体現する存在だ。アナトリア半島の日没の空の下を流れるように走っていく姿は、炎の川のように見える。
「ワリ巡礼(Wari)」 インターナショナル・エアリアル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー2026年、単写真部門第2位。Sanghamitra Sarkar, India - International Aerial Photographer of the Year 2026 インド中西部マハラシュトラ州で行われるワリ巡礼で、ヒンドゥー教の一宗派ヴァルカリの信者が集まり、円を描いて列を作っている。円の中央には「palkhi」という輿(こし)のようなものが置かれ、そこに聖なるパドゥカ(インドの伝統的な履物)が載せられている。
白装束の信者たちが列をなして座っている光景は、信仰で結ばれた一体感と調和を如実に物語っている。
上空から山や雪、水をとらえた作品
「冬のギザギザ(Serration, Winner)」 2026年審査委員長賞。A.J. Rich, U.S - International Aerial Photographer of the Year 2026 米ユタ州の荒涼とした大地には、鋭く急峻な丘が層状に並んでいる。その様子はまるで、ブルガリア生まれの芸術家クリストの手による幻想的な環境アートのようだ。