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2026.08.20 11:30

ユニツリー株が上場初日に一時629%高、36歳創業者の純資産が約2.5兆円へ

ユニツリー・ロボティクス(宇樹科技)の会長兼CEO、王興興(ワン・シンシン)。Photo by VCG/VCG via Getty Images

ユニツリー・ロボティクス(宇樹科技)の会長兼CEO、王興興(ワン・シンシン)。Photo by VCG/VCG via Getty Images

中国の人型ロボットメーカー、ユニツリー・ロボティクス(宇樹科技)が8月19日、上海市場に上場した。株価は取引初日に一時629%上昇した。目を見張る急騰によって、36歳の会長兼最高経営責任者(CEO)であるワン・シンシン(王興興)の純資産は160億ドル(約2兆5280億円)に膨らんだ。

株価はその後に上げ幅を縮め、前場の取引が終わった時点では1株883元(約2万309円)を付けた。

眼鏡をかけ、物静かに語るワンは、最高技術責任者(CTO)も兼ねている。杭州に本拠を置くユニツリーは上場に先立つ8月上旬、新規株式公開(IPO)で4044万株を1株150.8元(約3468円)の公開価格で売り出し、61億元(約1403億円)を調達した。ワンが億万長者の仲間入りを果たしたのは、公開価格が決まったこの時である。個人投資家向けに割り当てられた株式には、割当数の8000倍を超える申し込みが集まった。フォーブスは、公開価格で計算したワンの保有株式を24億ドル(約3792億円)と見積もった。ユニツリーはコメント要請に回答しなかった。

人型ロボットの用途は研究と教育が中心、それでも買いが殺到

中国を代表する技術企業とみなされたユニツリーに買い注文が集まり、投資家の熱気は一段と高まった。ブティック型投資銀行、香頌資本(Chanson & Co)で北京を拠点にマネージングディレクターを務める沈萌(シェン・モン)によると、人型ロボットに実用的な用途はまだ限られている。それでも、ロボットから半導体まで先端産業を中国政府が後押ししており、市場はユニツリーが秘める可能性に賭けている。

「629%の上昇は想定の範囲内だ」と沈は言う。「ただ、ユニツリーが手がける人型ロボットは主に研究、教育、そして舞台での実演に使われている」。

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