北米

2026.08.20 08:30

企業に次々と出資、トランプ政権の「ネオ・ハミルトン主義」を読みほどく

アレグサンダー・ハミルトン米初代財務長官の肖像画は米10ドル紙幣に採用されている(stock.adobe.com)

「政府が買うもの」への注目

ハミルトンが強く提唱していた考えは、当時は受け入れられなかった。繰り返すと、議会は彼の関税案は採用したものの、奨励金案は黙殺した。製造業に関するハミルトンの報告書は、ほぼ1世紀にわたってほこりをかぶったままだった。

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だが、彼が1791年に彼が投げかけた問いは色あせていない。国家は、自国が依存しているものを自国でつくらずして、安全でいられるのか、という問いだ。現在のアメリカ政府はそれに答えを出そうとしている。ただ、それもまたハミルトンが提案したようなものではない。政府は企業に補助金を出すのではなく、その株式を買い入れている。

それでも、筆者としては「政府が何を買うか」を注視していきたい。それは、「政府が何を言っているか」よりも多くのことを教えてくれるかもしれない。

forbes.com 原文

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翻訳・編集=江戸伸禎

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