キャリア

2026.08.21 15:00

生活費が足りない50世代が「一生働く」のを回避する実践すべき老後の支出削減術

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3. 「地理的アービトラージ」のメリットを得るため、移住を検討する

引っ越しすることで、蓄えを大きく増やせるかもしれない。現在暮らしている地域の相場に合った給与を得ながら、生活費がもっと安く抑えられる地域へ移住し、金銭的なゆとりを手にしよう。

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地域間の物価や賃金の差を利用して、生活費を抑えたり、実質的な収入の価値を高める「地理的アービトラージ(Geo Arbitrage)」と呼ばれるこの方法を使えば、早期退職とは言わないまでも、退職後の資金を増やせる可能性がある。

海外移住を望まないなら、国内移住でもいい。それでも大きな節約効果が得られることがある。生活費が安く抑えられる都道府県内の他都市や、同じ自治体内の他地域に引っ越すだけでも十分である可能性もある。

4. 退職資金を貯めたい人向けのシェアハウスやコワーキングスペースを始める

退職後の生活に不安を抱く人たち向けに、シェアハウスやコワーキングスペースをつくることは、上記に挙げた3つの戦略すべてを結びつけられるかもしれない。不動産を購入し、暮らしながら働ける環境を整えること自体をあなたのビジネスにするわけだ。

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自分もそこに住んでしまえば、ほかの住民にも生活費を負担してもらえるので、自分の出費を大幅に減らせる可能性がある。生活費を安く抑えられる地域で、そのための不動産を見つければ、新たな事業収入を得ながら支出を削減できるばかりか、地理的アービトラージのメリットを得ることができる。

とにかく行動を起こそう

このまま働き続けられる、と思い込むのは非常に危険だ──そうならなかった場合に極めて難しい状況に置かれてしまうからだ。生活に必要な収入を得られない仕事を続けることは、解決策を避けていることにほかならない。

だからといって、今すぐ仕事を辞めたり、大きな決断を下したりする必要はない。自分に合いそうな、物価の安い地域はないか、調べてみよう。最近の請求書やクレジットカードの明細書を見直して、削れる支出がないか確認しよう。ビジネスアイデアをあれこれブレインストーミングしてみよう。主導権を握ることができるリタイアメント戦略に向けて、小さなステップを重ねていこう。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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